4年ぶりの開催！モデルの性別問わず、個性溢れる作品が揃う

6月6日（火）、フジシングループ（株式会社フジシン／遠藤一徳代表取締役社長）は、神奈川県横浜市の横浜武道館において、「JAPAN CUP HAIR DESIGN CONTEST 2023」を開催した。伝統あるコンテストだったが、コロナ禍により20年は中止、21年は動画開催、22年はフォトコンと変更し、今年は4年ぶりのリアルコンテストの開催となった。

これまではレディスモデルとメンズモデルの部門を分けていたが、今年はモデルの性別は問わず1部門に集約し、プロ・アマ、国籍も自由。「IDENTITY 自己表現に、許可はいらない」という競技テーマにふさわしく、それぞれのモデルの魅力を最大限に引き出した、オリジナリティ溢れるヘアスタイルがつくられ、メイク、コスチュームはもちろん、ネイルまでトータルで表現されていた。

また、競技中は、観客が従来よりも近くで見学できるようになり、選手たちの技術を食い入るように見つめる人たちの姿も多く見られた。

審査員を務めたのは、業界で活躍が注目される『Cocoon』SAKURAさん、『jurk』沢井卓也さん、『in chelsea』照屋寛倖さん、『i.Osaka』渚さん、『SHISEIDO』原田忠さんの5名。選手はもちろん、応援で駆けつけた人たちも、表彰式での5名の講評に熱心に耳を傾けていた。

そして、見事、グランプリとなる最優秀ジャパンカップ賞を獲得したのは、『KENJE Terrace at FACE。』の山本光太さん。メンズモデルを起用し、色みを抑えつつも、バックまでこだわったカラーデザインが評価され、2名の審査員賞と合わせたトリプル受賞となった。

主な受賞者は以下の通り（敬称略）。