「白髪が生えても、黒髪をあきらめない時代」の到来に向け、聖なるハーブ「ヤーバサンタ」の可能性に注目
白髪改善・予防研究成果 記者発表会/ホーユー

ホーユー株式会社(代表取締役社長執行役員 佐々木義広)は8月23日(水)、東京・千代田区のAP東京丸の内にて白髪改善・予防研究成果 記者発表会を開催した。

はじめに、同社執行役員で総合研究所の尾関宏之所長が登壇し開会の挨拶を行った。創立100周年を迎えられたことへの謝辞を述べ、研究開発について安全性の追求や新領域の基礎研究への挑戦、さらに今回の発表が新しい白髪ケアの習慣に繋がっていくよう取り組んでいくことを述べた。

続いて、同社総合研究所 先端技術研究室の伊藤健氏からは“ヤーバサンタの白髪改善・予防研究成果”と題し、岐阜大学大学院医学系研究科 再生機能医学分野講師の青木仁美氏からは“白髪から学ぶ幹細胞生物学”と題し、研究結果を発表。

それぞれの自己紹介に続きイントロダクションをはさみ、①黒髪のカギとなる色素細胞と色素幹細胞、②白髪化の3パターンと黒髪に戻る白髪/戻らない白髪、③白髪研究の推移、④ホーユーの白髪改善研究の全体像、⑤ヤーバサンタ・ステルビンにおける研究成果、⑥ヤーバサンタ配合製剤塗布試験の結果、⑦ヤーバサンタ・ステルビンの作用メカニズム、⑧ホーユーの研究成果のまとめ、⑨今後の白髪研究の展望、について白髪のメカニズムとともに過去の研究実績を交えるなど、それぞれのパートで詳しく説明を行った。

同社は、これまで15年以上にわたり、先端技術研究領域にて白髪の改善・予防研究に取り組み、中でも、白髪を黒髪に改善するとともに白髪予防(黒髪維持)の効果を有する素材として、“聖なるハーブ”と称される「ヤーバサンタ」に含まれるフラボノイドの一種ステルビンにその可能性を見出し、研究を続けている。今回、⑥では被験者5名全員に白髪改善効果を確認。多くの人に有効性が期待される新しい発見となった。

次に、美容ジャーナリスト・毛髪診断士の伊熊奈美氏による大人女性の白髪に関するインサイトと白髪ケア現状についての課題を、生活者の白髪ケアの現状と問題点に関する講演。

会場内には展示ブースが設けられ、ヤーバサンタエキスの元となる粉末や研究結果に関する展示も用意され、今後の白髪改善・予防研究成果への可能性に期待が高まった発表会となった。