フォーラム起動 前理事長の想いをかたちに
第1回美容考古学フォーラム / 国際文化学園・美容考古学研究所

国際文化学園(荘司礼子理事長)美容考古学研究所(村田孝子所長)は10月27日(金)国際文化理容美容専門学校渋谷校ホールにて第1回「美容考古学フォーラム」を開催した。


司会進行は篠原博昭主任研究員


挨拶をする荘司礼子国際文化学園理事長


フォーラムの冒頭では、国際文化学園荘司礼子理事長が「かくも多くの方にお集まりいただき感謝している。2019年に平野徹前理事長の肝いりで立ち上げた美容考古学研究所。その発表の場をしっかりとしたかたちでお届けしたいと思っていた。今日がその一回目。これからも継続していきたいので皆様のお力添えをいただきたい」と挨拶をした。
同研究所の主任研究員である篠原 博昭氏の進行により、忍澤 成視氏(市原市教育委員会・学芸員)の「貝輪(貝製ブレスレット)から考える縄文人のおしゃれ」と題した講演が行われた。


忍澤 成視氏(市原市教育委員会・学芸員)

貝輪は縄文時代から古墳時代にかけて主に腕輪として使用された装身具。素材としては比較的入手容易なベンケイ貝などと比して、オオツタノハは希少性が高く、縄文期では結束を示す共同体の財産、弥生時代には身分の高さや権力の強さを示す威信財として珍重されたという。

忍沢氏はオオツタノハの研究の第一人者で、同氏が2001年に八丈島周辺、さらに2008年に三宅島沖で、オオツタノハの生息を確認、採取することにより、それまで東京の600Km南とされていた東日本の生息北限を400KM以上押し上げた。このことにより従来の定説であったオオツタノハの流通加工ルートを覆す新説を打ち立てた。


展示された貝輪

同氏の経験と豊富な知識に基づく貝輪の講演に、満席となった来場者は、縄文、弥生、古墳時代の人々の暮らしに思いをはせた。

忍沢氏の講演の後、村田孝子美容考古学研究所・所長の挨拶で締めくくられ、フォーラムは終了となった。


閉会の挨拶は村田孝子所長

会場には忍沢氏が持ち込んだ貝輪の実物が展示され、来場は興味深く見入っていた。