セブンツーセブン(宮副洋社長)の代理店組織である全国セブン会が4年ぶりに「2023年 全国セブン会 総会」を11月9日、京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都において、会員ディーラーの代表者を集め開催した。
まずは、総会に携わる同社社員が挨拶、代理店出席会員全員が自己紹介を述べたのち、議長に全国セブン会・玉木清会長(新潟・フォークス)が選出され、総会がスタート。
まずは挨拶に立った宮副社長が、全国セブン会の規定改正や入退会状況の報告を行い、先月、やはり4年ぶりに開催した同社主催の「2023オーナーセミナー」の開催御礼、コロナ禍が落ち着いた後の台風や酷暑などの自然災害やロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う原油高騰、円高などが起きている国内外情勢などに触れ、「ただカットをすればよい、ということではヘア&フェイスサロンは成り立たない」とヘア&フェイスの重要性を訴えた。
また、2024年度の企業目標を「気力を充実させ市場開拓の年」とし、会の指標として以下の3つを上げた。
1.「やる気」のあるサロンの育成と新規描開拓
2.「パートナーシップ制度」の推進
3.「髪メンテ」の推進・拡販 *髪メンテは後述
宮副洋社長
続いて、藤原泰浩営業部長が登壇し、営業部方針発表を説明。新設されるパートナーシップ制度の詳細説明や新製品であるトリートメント「髪メンテ」の販促協力を訴えた。
とりわけ「髪メンテ」はリペアトリートメント、デトックストリートメントで構成される業務用トリートメントシステム。藤原部長は、その製品特長や使用プロセスを図解や動画などで詳細に説明した。
藤原泰浩営業部長
休憩を挟み、米虫史佳常務取締役から、セブン会の運営、財務状況などが報告された。入退会もあり会員数は98社になったとのこと。
次に、先日のオーナーセミナーで発表されたユナイト賞がこの会でも改めて表彰された。1~3位までは下記の通り。
1位フォークス(新潟)
2位ミナト(神奈川)
3位パブリック美容商事(愛知)
表彰状を受け取る玉木清氏(新潟・フォークス)、右:庭山嘉之氏(神奈川・ミナト)、左:青木利純(愛知・パブリック美容商事)
総会の最後には、大谷経営塾代表の大谷將夫氏による「儲かる会社に変える~人を創り、人を活かし、人に任す~大谷流経営法」と題した特別記念講演が行われた。宝酒造を経て、タカラ物流社長、会長を務めた同氏が、儲かる会社にするには、をテーマに、リーダシップのあり方を熱意を込めて説いた。
大谷將夫氏
講演会終了後は、懇親のため夕食が催され、会員間の情報交換、懇親が行われた。