「組織改革、集大成の年」と澤飯理事長 “飛龍”テーマに躍進誓う
賀詞交歓会/神奈川県美容組合

神奈川県美容業生活衛生同業組合(澤飯廣英理事長)は1月9日正午から、横浜市西区の横浜ベイホテル東急・クイーンズグランドボールルームで賀詞交歓会を開催した。賀詞交歓会には組合員や来賓など約220名が出席した。能登半島地震による犠牲者に対して参加者全員で黙とうを捧げたあと挨拶した澤飯理事長は冒頭、今年の賀詞交歓会の看板キャッチコピーについて触れ「これまでは横文字だったが、辰年にあやかって漢字の“飛龍”にした。今年は現在組合が取り組んでいる組織改革の集大成の年なので、天に昇る龍のようにこの改革が力強く推し進められるようにとの願いを込めた」説明した。澤飯理事長によると、創立後半世紀以上を経過した同組合も様々な問題を抱えるようになり、昨年「次世代にふさわしい組織をつくろう」と組織改革委員会を立ち上げ、現在も改革に取り組んでいるという。

この組織改革の見通しなどについて理事長は「SNSを使いこなす若者と我々の世代間ギャップは大きいので両者の溝を埋める作業は大変だと思うが、改革には痛みが伴うことを組合員全員が共有していくことで一定の方向性は見いだせるのではないか」と改革の成果に期待を寄せた。

続いて行われた表彰式では、永年勤続従業員や第51回全日本美容技術選手権大会の入賞者、卓越技能表彰者などに澤飯理事長から花束が贈呈された。表彰者を代表して小島智恵子氏(大和支部)が「これまで培った技や経験を活かして明日からまた新たな気持ちで邁進していきます」と謝辞を述べた。

このあと来賓を代表して大島克司神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課長、加藤元弥神奈川県議会議長、齋藤武彦神奈川県生活衛生同業組合中央会会長、大木学(株)日本政策金融公庫横浜支店国民生活事業統括の4氏が「皆さんの仕事は公衆衛生の向上というだけでなく、人々に元気や笑顔を与える力を持っている(大島氏)」「地域に密着した美容の仕事は我々の心に潤いを与え、社会に華やかさと活力をもたらしている(加藤氏)」「美容組合の新年会に初めて参加したが、17団体中こんなに華やかな業界はないのでは。仕事柄か美容師さんには本当に器用な人が多いことにも驚いている(齋藤氏)」「美容業は生活密着型の業種として地域経済に大きく貢献している。公庫が目指すところもまったく同じだ(大木氏)」とそれぞれ祝辞を述べた。このほか、衆議院議員の甘利明、牧島かれん、参議院議員の三原じゅん子の各氏も議員を代表して挨拶した。

乾杯の発声を行った朝倉敏之タカラベルモント(株)理美容事業部東日本第二営業部長は、昨年の賀詞交歓会の席で澤飯理事長が「客単価1万円を目指す」と述べたことを振り返り「約8200円と結果的には目標に届かなかったが全国平均の7830円は上回っている」と述べて、客単価のアップに成功したサロンの事例を紹介した。乾杯後、参加者たちは料理や歓談、抽選会などを楽しんだ。午後2時半、三本締めでお開きとなった。

澤飯廣英理事長

表彰者の皆さん

大島克司氏

加藤元弥氏

齋藤武彦氏

大木学氏

朝倉敏之氏

取材:小牧 洋