美容週間振興協議会(瀧川裕史理事長)の全国美容週間実行委員会(枝村 仁 2024年度実行委員長)が、2023年「美容週間マスターズカップ」でのカーボン・オフセットの取り組みが評価され東北支援カーボン・オフセット賞を受賞。2024年2月22日(木)に日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)で授賞式が行われた。
この賞は、J‐クレジット東北地域推進協議会(事務局:東北経済産業局)が、2015 年度から
カーボン・オフセットの優良な取組を表彰する「東北地域カーボン・オフセットグランプリ」の実施に基づくもの。今回、東北地域外の企業・団体が東北地域で創出されたクレジットを活用した場合の優れた取組で表彰された。
美容週間では、2030年の達成期限に向けて、7年間で理美容師が出来る・伝えられる「SDGs」の美容週間グランドデザインを構築し、社会的課題の解決や地域貢献を美容業界のために行う活動の一環としてカーボンオフセットの取り組みを行っている。
受賞概要は以下の通り
■取り組み内容
美容コンテスト会場の使用電力のカーボン・オフセットおよび参加者300
名の寄付型オフセットを実施。
■活用クレジット
宮城県加美町による再エネ熱由来J-クレジット「温泉施設におけるバイオ
マス固形燃料(木質バイオマス)による化石燃料の代替」
■評価のポイント
脱炭素に向けた取組の重要性が理解されつつある美容業界において、カー
ボン・オフセットを推進する取組という部分で高い先駆性がある。また、
参加者の若手美容師300人について、オフセット対象とすることで意識的
な部分で波及する点が評価された。
全国美容週間実行委員会を代表して河元雄太イベント委員長が表彰式に参加した