1年間の勉強成果を発表 「成果を後輩に伝えて」と児玉副会長
令和5年度本部講習修了コンテスト/HSA協会

HSA協会(児玉利明会長)は3月11日午前11時から、都内渋谷区のきくや美粧堂スタジオで令和5年度HSA本部講習修了コンテストを開催した。同コンテストは、1年間各クラスに分かれて時代に合った技術や情報を学んできた受講生たちがその成果を発表するもので、入店1年目から6年目までの6クラス28名が参加した。

コンテストは2部制で行われ、1部には1、2年生12名が出場。事前にパーマやカラーを施したウィッグを刈り上げで仕上げるフリースタイル(1年生)、将来の顧客に提案したいフリースタイル(2年生)をそれぞれテーマに作品作りに挑戦した。島田朋之理事が「1年間勉強してきたことを各クラスのテーマに沿って技術、デザイン面で発揮して下さい。コンテストは勉強になると思って欲しい」と挨拶し競技に移った。3年目受講生のリーダー講師を勤めてきた高橋ヒロシ講師も、この修了コンテストの意義などについて「同じサロンの同期ばかりと技術等について話したり競ったりしているとどうしても井の中の蛙になってしまう。一般的なコンテストとは趣が違う勉強の集大成だが、異なるサロンの同期生たちと競うことで自分の立ち位置が確認でき様々な刺激も得られると思う」と語っていた。

いっぽう、2部では3年目から6年目までの16名が、真っ新なウィッグを使ってレディーススタイルを切る(6年目クラス)など1、2年生より10分短い40分間の競技時間でそれぞれスリースタイルを仕上げた。1、2部とも競技終了後は約15分間のアドバイスタイムが設けられ、受講生1人1人の作品について講師陣からカラーの入れ方やデザインの改善点などがアドバイスされた。

全競技終了後の午後4時からは、会場を近くのカフェ・アクイーユに移して修了式と修了パーティーが行われた。主催者を代表して挨拶した児玉充浩副会長は「このコンテストは順位よりも1年間勉強してきた成果を存分に発揮できるかが重要。練習とは上達するために学んだことを繰り返し習うことだが、昔の言い方では稽古とも言う。師や先人からの教えを学んで稽古をしたら、それを後世に伝えていくことも大切だ。稽古という素晴らしい言葉を忘れずに優れた技術者を目指し、それを後輩に伝える努力もして下さい」と述べ修了生徒たちの労をねぎらった。

続いて来賓を代表して(株)ウェルストンの森信行社長、タカラベルモント(株)の郭山翔吾氏が「この修了コンテストは技術の勉強だけでなく仲間づくりや自分磨きも大事な目的だと思う。皆さんは宝石で言うと原石の状態。磨けば磨くほど輝きを増していく。それぞれのサロンで自分に磨きをかけ輝いていって下さい(森氏)」「皆さんのキャリアを考えると日々の生活も勉強の連続だと思うが、タカラベルモントグループも皆さんと共に学びながら業界を盛り上げていきたい(郭山氏)」とそれぞれ祝辞を述べた。(株)きくや美粧堂吉祥寺店の戸田順貴支店長による乾杯の発声でパーティーに移った。

一部(1、2年目クラス)の競技風景

二部(3~6年目クラス)の競技風景

一、二部とも講師によるアドバイスタイムが設けられた

修了式で挨拶する児玉充浩副会長

来賓挨拶をする森信行氏

戸田氏による乾杯の発声

取材:小牧 洋