2024サロン事業活動のテーマは“SALON PLUS DX & NEW SOLUTIONS”
2024年全国有力代理店会/タカラベルモント

タカラベルモント株式会社(吉川秀隆代表取締役会長兼社長)は、4月10日(水)、大阪市北区のリーガロイヤルホテルにて、「2024年全国有力代理店会」を開催した。

吉川秀隆代表取締役会長兼社長

吉川秀隆代表取締役会長兼社長が挨拶を行い、能登半島地震の発生にふれ、お見舞いと共に被災したサロン等へ訪問している状況や、復旧支援活動を継続していくことを語った。また環境動向に関しては、円安状態が続き世界的な原材料価格の高騰により企業の収益が圧迫し、家計にも大きな負担となっている一方、物価も上昇傾向に転じ、デフレ脱却・経済成長に向けての動きも加速し、サロン業界も生活者の需要を取り込み、活性化の波に乗っていく一年にしたいと抱負を述べた。

昨年2023年度の同社グループ連結売上高については、速報ベースで国内マーケットが573億円、グローバルマーケットが223億円で対前年3%アップの業績だったと報告、国内では理美容事業・化粧品事業・デンタル事業は微増、メディカル事業が大きく伸長したと語った。グローバルでは、ヘッドスパが海外でトレンドとなりつつある事もあり「YUME」が過去最高の589台輸出(対前年36%アップ)、デンタル事業では、民間では世界最大級と言われるデンタルセンター(クウェート)に、同社の歯科ユニットと口腔内レントゲンが導入されるなど、理美容・医療ともに事業拡大を図り、特に欧州では2桁成長であったことも報告。今年1月には、ラスベガスで開催されたCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)を同氏が視察し、世界の3つの潮流「AIを中心としたDXの加速」、「サステナビリティ(持続可能性)とインクルーシビティ(多様性の尊重)」、「オープンイノベーション」を実感した内容と、同社の取り組みについて詳しい説明を行った。

加えて、2025年4月から始まる「いのち輝く未来社会のデザイン」大阪・関西万博にて、「未来のヘルスケアサロン」というテーマでヘルスケアにかかわる事業の一端を出展し、デジタルを活用した個人の健康などに関する情報を軸にして、2050年頃の自分と出会い、未来のヘルスケア体験ができる場となる事を紹介した。

続いて、理美容事業部の高宮 実事業部長と化粧品事業部の斉藤 勝事業部長より2024年理美容事業並びに化粧品事業の事業方針の説明が行われた。

理美容事業部 高宮 実事業部長

化粧品事業部 斉藤 勝事業部長

2023年度サロン事業の売り上げ実績は、理美容事業が202億円(対前年6%アップ)、化粧品事業が165億円(対前年0.3%アップ)となり速報ベースで368億円となる事を報告。理美容事業では、シャンプー機器、給湯機・SALON POS筐体の入替、化粧品事業ではカラーが伸長要因と説明した。

昨年掲げたSALON PLUS DXを更に推進するとともに、新たな製品・サービスでサロンの課題解決をサポートし、ロイヤルカスタマーづくりの次のステージへ進むべく2024年度のサロン事業方針を「SALON PLUS DX & NEW SOLUTIONS -新たなロイヤルカスタマー型サロンづくり-」の推進と掲げた。すでに様々なデジタルサービスを取り入れ成果を出しているサロンから、サロンビジネスにDXを取り入れる事で、飛躍的に成長している事例と、スマートデバイスミラー「ECILA」導入事例を紹介した。

また、事業ビジョン「サロンデザイン&ソリューションパートナー」の実現に向けて、理美容機器や化粧品の専門知識など同社が持つ様々なリソースを組み合わせ、一丸となりサロンの課題解決に取り組めるよう、組織や営業体制、教育体制をダイナミックに変革していくことを発表。サロンがビジネスデザインを設計する時や課題を解決する必要がある時に「パートナー」となれる事を目指す。また、同社のパーパス「美しい人生を、かなえよう」に沿い、理美容師一人一人の人生にまで視野を広げた活動「キャリア支援プロジェクト」では、プロジェクトα(ママ理美容師に向けた活動)に続き、プロジェクトβ(ライフプランニングやマネーリテラシー向上の支援)、プロジェクトγ(理美容業界を目指す学生やその保護者を中心とした社会全体に向けた取り組み)も予定している。

当日は、全国から82社117名の代理店が出席し、同会場では優秀代理店の表彰式も行われ、吉川社長より各代理店へトロフィーが手渡された。