株式会社ナプラ(武田政憲代表取締役社長)は、7月29日(月)、帝国ホテル東京にて代理店会議を開催した。
冒頭、武田社長は今年創業70年を迎えたことに触れ、現在の取り組みに関することや自社生産95%以上を叶える徳島工場の設備拡張状況を説明した。300億円の売り上げ目標を掲げていることから、その工場設備投資の重要性も丁寧に説明した。
次に武田政彦専務取締役から、今期政策テーマ及び活動方針が発表された。売上報告は速報値として約234億円となる事を発表、物流コストの変動他様々な要因から減収となったが積極的な製品開発など行っていくと述べた。生産体制は、今後2,000坪の資材倉庫を建設予定、600kgの真空乳化釜を2基追加し自社製造能力を大幅に強化し、高品質商品を高いコストパフォーマンスで提供していく。製品に関しては主力ブランドの「エヌドット」から「N. オイルインシャンプー&トリートメント」、「N. ケラリファイン システムトリートメント ディープモイスト」、「N. ナリッシングオイル」が発売され、非正規流通対策の取り組みを述べると共に、「N. ルフレカラー」と「アクセスフリー パウダーブリーチ」の年間出荷本数が前年対比1.5倍となったことを発表。イベント活動については、8回目の開催となった「DREAM PLUS 2023」において5,500名の美容師と1,500名の学生を招待、全国各地で次世代を担う若手美容師・学生を応援するイベントやセミナーの開催、大阪・名古屋で初開催したリクルートイベント「リクプラ」では人材獲得へ向けたサポートを実施、美容の価値を感じられる活動を行ってきた。美容室の年間利用率や市場規模、メニュー利用率など美容業界の現状を分析し、今期の政策テーマを「ブランディングと高付加価値メニューの好循環」とし活動していくと発表。内容として、①ヘアカラーとストレート・パーマの高付加価値メニュー拡充、②多彩なデジタルマーケティングツールによるCRM(カスタマー リレーションシップ マネジメント)の進化とオンライン販売対応、③サロンブランディングと美容学生リクルーティングのサポートを軸に展開、詳しい説明を行った。
続いて、名古屋支社の岸 竜也課長から製品政策が発表された。8月21日登場予定の「ウトエト」シリーズの追加アイテム「ウトエト コスメシリーズ」、「ネント チューニングクリーム」、今秋登場予定の「N. ルフレカラー」追加色2色相、「N. スタイリングフォーム」(プレックス成分配合)を詳しく説明した。最後に、「会社に元気・活気・勇気を与えるトーク術~スポーツ現場に学ぶペップトーク~」をテーマに一般財団法人日本ペップトーク普及協会の岩﨑由純代表理事によるセミナーを行った。