サロンワークでの利用者目線に寄り添い、環境への負荷を低減した環境面が評価される
「2024 日本パッケージングコンテスト」入賞/ホーユー

ホーユー株式会社(佐々木義広代表取締役 社長執行役員)は、「バイカルテ 業務共通ホルダー」の製品において、「2024 日本パッケージングコンテスト」の「トイレタリー包装部門賞」に入賞した。

「バイカルテ」は、高補修型のサロンケアとホームケアのラインナップを備えた総合ヘアケアブランド。ヘアカラーや紫外線など、日常の様々なダメージで失われる髪の主要成分である「シスチン」を、同社の独自技術により毛髪内に補充し留めることで、潤い、艶やかな「素髪のような質感」へ導き 、理想の髪を維持する商品。

今回この「バイカルテ」の業務用アイテムから、繰り返し利用が可能でサロン現場に溶け込むデザインの業務共通フォルダーが、次の環境面・デザイン面・機能面の3つのこだわりを評価されて入賞を果たした。

①材料には産業廃棄物である帆立貝殻を51%配合する事により、本来産業廃棄物を焼却する際に発生するCO2を削減し、かつプラスチック使用量を50%未満とすることで環境に与える負荷を低減した環境面。国土交通省の資料によると帆立は50%が廃棄となる貝殻部分であり、令和元年度では約17万tもの貝殻が発生したと推定されている。貝殻は一部を除きほとんどが破棄物として堆積場に山積みされているのが現状で有効な活用方法が模索されている。 出典:国土交通省「湾・空港等整備におけるリサイクル技術指針のとりまとめ」 ※帆立貝殻の成分としての特性:炭酸カルシウム99%、優れた抗菌性能(大腸菌・サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌等に有効)

②帆立貝殻の配合に加え表面にシボ加工を採用することで、見た目・質感共にプラスチックを感じさせない上質な作りとなっているデザイン面。パウチを覆い隠す形状により、業務用ながらもサロンのお洒落な雰囲気を崩さない。

③正面部分はポンプ吐出がし易く、かつ後貼りの識別ラベルを認識し易いよう利用者目線に沿った傾斜部分を設けている。背面方向に勾配がかかっており、パウチが背面側へ抜けるのを防止する役目も担い、底部には水はけ向上及び樹脂量削減のためU字状に切込みを設けている機能面。

同社は、今後も環境に配慮した商品開発を推進し、4R(Reduce, Renewable, Reuse, Recycle に努め、「イキイキ・ワクワクビジョン2030」で掲げた「環境彩りビジョン」を実現し、事業の成長と地球環境の保全を両立させながら、より豊かで持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。

「日本パッケージングコンテスト」とは、公益社団法人日本包装技術協会の主催で、日本のパッケージ技術の最高水準を決定するものとして今年は46 回目の開催となり、材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、輸送包装、ロジスティクス、販売促進、アイデア等あらゆる機能からみて年間の優秀作品を選定している。