アリミノ(田尾大介社長)は、10月15日(火)『アリミノ フォトプレゼンテーション 2024』の受賞発表を行った。
『アリミノ フォトプレゼンテーション 2024』は、美容師と美容学校に通う学生を対象に、ヘアデザイン、ファッション、メイク、シチュエーションを含め、写真全体で美しさを表現する場として1995年からスタート。受賞者には11月19日(火)に国立代々木競技場第一体育館で開催する授与式にて表彰される。
【創作テーマ】FUSION(フュージョン)
いつの時代も、新たな美容の可能性や潮流は
異なる文化やスタイルのフュージョン(融合)によって生まれ、
広がっていったのではないでしょうか。
社会がめまぐるしく変化し、価値観の多様化がすすむいま。
アリミノフォトプレゼンテーションは「フュージョン」をキーワードに、
掛け合わせによって表現される新しいトータルビューティを募ります。
最優秀作品
新保 友香(HIKARIS)
“力強い生命力を感じさせる女性像をイメージしました。
人×新しい命にfusionを感じました。”
美容学生部門 | 最優秀作品
奥田 奈那絵(大阪モード学園)
大人らしく真っ当に生きていると、ふと心が息をしていないと感じる瞬間はないでしょうか。
これは「わがまま」と「クラシック」の融合です。
スーツの思い切ったシルエットは押さえつけられていない心の自由な動きをイメージしました。
胸元の花は、自分の内側から溢れる自分の素直な気持ちや心の躍動を表現するためにあしらいました。まるで素肌のように、他人には触れられない(触れられるべきではない)領域であることを表現しています。
また、型にはまった普遍的なイメージのあるスーツだからこそ、そこへ大胆に違和感のある形を取り入れることで自分を押し殺す必要はなく、実は伝統はやわらかくてしなやかで、少しずつ変わっていくものなのだというメッセージも込めています。
メイクは、モデルの力強い挑戦的な視線をより鋭く、印象的に見せるためにピュアだけど媚びない真っ白なアイシャドウを選びました。
クールな雰囲気の漂うメイクに対して、いきいきとした心のように動かしたヘアで遊びをつくり、愛らしさのあるバランスに仕上げました。
ヘアと衣装がどちらも黒で色数を抑えているため、この不思議なシルエットがより際立ってくれています。
スーツに身を包んだままで、本当の気持ちを解き放ってあげるという模範的な大人らしさと、自分の心に従うことの共存こそが「わがまま」と「クラシック」の融合というこの作品のテーマです。
個性を内に秘めて周りに合わせて生きることは、少し窮屈にも感じられますがそれ自体は悪いことではなく、むしろそういった大人としての「普通」が自分の中にも流れているからこそ、「自分らしい」自由な感性に宿る美しさに気付くことができるのだと私は思っています。
※厳正なる審査の結果、学生部門は同率1位の2作品が最優秀作品賞となります。
美容学生部門 | 最優秀作品
田口 晃帆(大阪モード学園)
細かいビーズと刺繍があしらわれた繊細で可愛らしいピンクの衣装に、少しロックテイストなシルバーのブーツとヘアピンを合わせてコーディネートしました。また、ピンクベースのリップとチークで衣装の色味に合わせつつ、下まつ毛を付けることで衣装に負けない個性的な可愛さが出せるよう工夫しました。
※厳正なる審査の結果、学生部門は同率1位の2作品が最優秀作品賞となります。
【表彰】
●美容師部門
最優秀作品賞 1名:フォトシューティング参加ご招待・賞金10万円
優秀作品賞(審査員賞) 7名:賞金5万円
●美容学校生部門
最優秀作品賞 2名※奨学金3万円
優秀作品賞 1名:奨学金1万円