ホーユー プロフェッショナルカンパニー(佐々木義広プレジデント)は、9月4日(火)、東京都渋谷区のホーユースタジオ東京において、3剤式ヘアカラー『プロマスター アプリエグロー』発売記念セミナーを開催した。
はじめに、同社販売企画課の小峰太一氏から、消費者とサロンのグレイカラー市場・ニーズの分析の解説が行われた。各年代の染毛者の中で、15~44歳はサロンでの染毛割合が平均的に高い世代だという点、35~44歳のサロンでの染毛率が増加している点やその世代の白髪事情、ヘアカラーに求める明るさや優先順位を説明。ヘアカラーに対する意識の変化やターゲットユーザー女性の本音が、ヘアカラーニーズと共に紹介され、サロンでの明るい白髪染めを叶える対応策も説明もされた。
次に、同製品がもたらす価値のひとつである、3剤式ヘアカラーだからこそ新たな市場を創造する事が叶えられる、そのメカニズムを紹介。酸化助剤であるPCパウダーの過炭酸ナトリウムを第3剤に使うことで、ヘアカラーの可能性を広げることを実現した、“メラニン色素の分解と発色を同時に高める”、“メラニンの均一分解をサポートし、光の透過性が高まり、濁りのない色表現が可能”、 “色濃く透ける発色を実現”などの特徴を詳しく解説。お客様へ提供できる価値は、白髪が気になり始めても色濃く透ける、オシャレでトレンド感のある髪を楽しむことが出来ることであり、今まで通りの色味も明るさ(明度は8Lv以上)も叶えながら、チラホラ白髪をバランスよく染める「明るい白髪染め」として、今までにない価値を提案するプロフェッショナルカラーであることが説明された。
続いて、開発サロンであるU-REALMの高木裕介氏と福永圭祐氏が登場し、『プロマスター アプリエグロー』が叶える大人の“ハイ透明感”を、モデル施術と展示で披露。開発秘話や、同製品のメインターゲットであるファーストグレイ世代に向けた提案のヒントや施術時の工夫、考え方を含めたレシピの詳しい説明が行われた。受講者は、仕上がったスタイルのうるおい感のある質感や色濃く透ける発色、白髪と黒髪を明るくバランスよく染め上げる技術を目の当たりにし、様々なヒントを自分自身に置き換えていた。最後に、グレイカラーがメンテナンスではなく、ヘアカラーを楽しむ一つの要素として、染めるたびに綺麗になり楽しめるようになればとメッセージが送られた。
当日は悪天候によるプログラムの一部変更が有ったものの、セミナー終了後も多くの受講者が会場に残り、時間の許す限り高木氏、福永氏への質問が途切れることがなかった。
同セミナーは、仙台、大阪、名古屋、福岡、新潟、広島、札幌でも開催。