国際文化学園(荘司礼子理事長)美容考古学研究所(村田孝子所長)は3月21日(木)、国際文化理容美容専門学校渋谷校ホールにて第4回「美容考古学フォーラム」を開催した。

開演のあいさつに立つ荘司礼子国際文化学園理事長
荘司礼子国際文化学園理事長のあいさつで始まった美容考古学フォーラムは同研究所の主任研究員である篠原博昭氏の司会で進行した。
第4回目の今回は「縄文土偶のはなし -土偶とは一体何なのか-」と題した講演。
講師は日本を代表する縄文研究家の原田昌幸氏。長年、文化庁の技官、主任調査官などを歴任。昨年退官後、現在は國學院大學兼任講師を務め、また市原市の大宮神社に神職として奉職されている。

講師、原田昌幸氏
素焼きのひとがた像で縄文時代の呪的遺物の代表格である土偶。その定義から成り立ちなど研究の魅力を語るところから講演はスタート。初期のトルソー型から、次第に頭部、顔面が付され、括れたウエスト、貼り出した臀部など、昨今「縄文のビーナス」に代表される美しさに再評価が高まっている造形についても詳しく解説した。

豊富なスライドを使用し解説

会場にはレプリカも展示
本フォーラムの主催である美容考古学研究所は縄文土偶のユニークな髪型へのアプローチが活動の端緒。原田氏のこの日の講演は同研究所の研究テーマの本丸ともいえる土偶造詣と深く関わる内容で、参加者は興味深く聴き入っていた。
2019年に故平野徹前理事長の肝いりで立ち上げた美容考古学研究所。その発表の場をしっかりとしたかたちで届けたい、と起ち上げたこのフォーラムは昨年10月に第1回、今年1月に第2回、3月に第3回を開催している。
