新体制発表される 新社長に宮副健氏
2024年 全国セブン会 総会 / セブンツーセブン

セブンツーセブン(宮副洋社長)の代理店組織である全国セブン会が「令和6年 全国セブン会 総会」を11月7日、京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都において、会員ディーラーの代表者を集め開催した。
まずは、総会に携わる同社社員が挨拶、代理店出席会員全員が自己紹介を述べたのち、議長に全国セブン会・玉木清会長(新潟・フォークス)が選出され、総会がスタート。

総会に携わるセブンツーセブン社員


宮副洋社長 11月21日付で会長にと発表

続いて挨拶に立った宮副洋社長が、会員各社の参加の御礼、先月開催した同社主催の「2024オーナーセミナー」の開催御礼を述べ、今年11月20日付けをもって宮副孝夫会長が退任すること、また11月21日より始まる同社25年度の新体制などを以下の通り発表した。

11月20日付をもって退任
宮副孝夫 会長
米虫史佳 常務取締役
久木田敏彦 販売部長

11月21日付よりの新体制
宮副洋 社長 → 取締役会長
宮副健 統括本部取締役部長・セブン化学社長 → 代表取締役社長
林亮二 執行役員・マーケティング部長 → 常務取締役

長年の御礼を述べたのち宮副洋社長は降壇し、代わって宮副健新社長が登壇した。

宮副健統括本部取締役部長 11月21日付けで代表取締役社長に就任

宮副健新社長は「2003年10月に同社に入社して以来、営業以外の現場で経験を積みセブンツーセブンを支えてきた。常識にとらわれることなく新しい発想で考え行動し、代理店の皆様とともに歩んでまいりたい」と決意を述べ、2024年度の企業目標を「何事においても再検討し不易流行の年」だと掲げた。11月21日からの新体制に対し「温かいご支援とご鞭撻のほどをよろしくお願いいたしたく」と結んだ。

続いて、藤原泰浩営業部長が登壇し、営業部方針発表を説明した。
2025年度の全国セブン会指針であると同時に営業部指針でもある、
1.既存代理店10店、新規代理店は初年度30店のサロン開拓
2.髪メンテ、新頭皮ケアメニュー『創髪プログラム』の推進、拡販
を発表し、詳細を説明した。
昨年発売された製品であるトリートメント「髪メンテ」にアウトバスの新製品2種「髪メンテ ヘアミルク」「髪メンテ ヘアオイル」の発売を紹介。販売促進の協力を求めた。さらに25年度に発売される「創髪プログラム」を発表。10年後、20年後もスタイリング、ヘアカラーを楽しめる頭皮ケアメニューであり、仕上げ前の10分でできる手軽さのメニュー。トリプル幹細胞培養液配合の養毛料、複合機能を搭載したヘッドスパ機器、インバス・アウトバス双方で活用できるスカルプブラシで構成されている製品群は、サロンメニュー「創発プログラム」でも活用するが3製品いずれも店販品としても対応しており、サロンの利益率を上げ、生産性を向上させる製品である。藤原部長は、その特長や使用プロセスを図解や動画などで詳細に説明した。

藤原泰浩営業部長

休憩を挟み、林亮二 執行役員・マーケティング部長から、セブン会の運営、財務状況などが報告された。会員数は入退会もあり昨年に比して1社増の99社になった。

次に、先日のオーナーセミナーで発表されたユナイト賞がこの会でも改めて表彰された。1~3位までは下記の通り。
1位フォークス(新潟)
2位ミナト(神奈川)
3位パブリック美容商事(愛知)

表彰状を受け取る右:玉木清氏(新潟・フォークス)、中:庭山嘉之氏(神奈川・ミナト)、左:青木利純氏(愛知・パブリック美容商事)

総会の最後には、元阪神タイガース常務取締役 球団本部長の竹田邦夫氏による「プロ野球経営~球団フロントの苦楽」と題した特別記念講演が行われた。学生時代に関西学院大学アメリカンフットボール部では二度の大学日本一を経験。阪神電鉄に入社後、阪神タイガースの総務次長、甲子園球場長、阪神タイガース常務取締役 球団本部長、と野球関係の職を務めた同氏は豊富なエピソードを紹介しとリーダー論、経営論を説いた。


竹田邦夫氏

講演会終了後は、懇親のため夕食会が催され、会員間の情報交換、懇親が行われた。