神奈川県美容業生活衛生同業組合(中野俊彦理事長)は1月14日正午から、横浜市のヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル ボールルームで賀詞交歓会を開催した。
会に先立って中野理事長をはじめ菅谷俊之副理事長(財務・経営企画部長)、白水秀毅副理事長(組織・広報部長)、川内憲総務部長、遊馬知子福利厚生部長、久保寺有紀教育部長の各常任理事が壇上で紹介された。
中野理事長は年頭の挨拶でまず、昨年元日に能登半島で起きた大地震に触れ「この一年間のご苦労は大変だったと思う。とくに仮設住宅で新年を迎えた方々は元の生活を取り戻せていない」と述べ早急な復興を祈念した。続いて理事長は組合運営の現状について「高齢化に伴う廃業だけでなく、組合費の値上げやメリット等を理由にした若手の組合員減にも歯止めがかかっていない」と厳しい状況を報告したうえで「組合では、美容師でなければ美容を業としてはならないという我々にとって一番大事な業務独占を守るため様々な活動を展開している」と目に見えないメリットも強調して理解を求めた。
このあと行われた恒例の表彰式では、永年勤続従業員や褒章等の各種表彰者、退任理事に中野理事長から花束が贈呈され、表彰者を代表して小野健太郎氏(横須賀中央支部)が謝辞を述べた。来賓の大島克司神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課長、柳下剛神奈川県議会議長、上野好一(公財)神奈川県生活衛生営業指導センター理事長、齊藤武彦神奈川県生活衛生同業組合中央会会長、大木学(株)日本政策金融公庫横浜支店事業統括らによる祝辞に続いて高宮実タカラベルモント(株)常務執行役員理美容事業部長の発声で乾杯、祝宴に移った。菅谷俊之副理事長による中締めで閉会となった。
【表彰者】
▼永年勤続従業員表彰=笛木摩美(西)、中丸なおみ(同)、太田恵美子(戸塚)、小野健太郎(横須賀中央)
▼各種表彰者・全国大会入賞者=山本久美子(旭日単光章・秦野)、村川哲也(卓越技能者表彰・川崎中央)、久保寺有紀(優秀技能者表彰・足柄上)、遊馬知子(神奈川県保健衛生表彰・川崎田島)、葉山喜義(全国生活衛生同業組合中央会理事長表彰・厚木)、森石勝徳(神奈川県生活衛生同業組合中央会会長表彰・横浜南)、小野寺かつよ(同・川崎中央)、大﨑千鶴子(同・藤沢)、中島正雄(同・綾瀬)、渡辺顕(同・相模原)、矢花敬(神奈川県優良衛生技能者知事表彰・川崎多摩)、小松信行(同・相模原)、吉永範明(第52回全日本美容技術選手権大会フリースタイルカット準優勝・横須賀中央)、半田陽菜(同カットバトル優秀賞・一般)
▼退任理事・監事=澤飯廣英(前理事長・横浜中央)、荒井清隆(前理事・緑)、中田浩司(同・川崎中原)、勝俣和樹(同・足柄上)、大野照子(前監事・川崎大師)
年頭の挨拶を述べる中野理事長
祝辞を述べる大島生活衛生課長
高宮氏による乾杯の発声
中締めを行う菅谷副理事長
取材:小牧 洋