東京都美容生活衛生同業組合(通称:BA東京・金内光信理事長)は1月21日正午から、都内渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで2025年BA東京新年会を開催した。新年会には組合員のほか多数の来賓を含む約500名が出席した。
福島吉功、石井庸子副理事長も登壇したオープニングで挨拶した金内理事長は「昨年は公共料金をはじめとする様々な物価が上昇し我々の生活に大きな影響を与えた」と前置きして、BA東京が2年前から取り組んでいる美容料金適正化のキャンペーンについて説明し「3年計画なので今年も継続して適正化の必要性を内外に訴えていきたい」と決意を語った。
金内理事長はさらに組合の存在意義についても言及し「美容組合は美容経営者が安心して業に取り組めるよう業権をしっかりと守り、衛生管理面も強化しながらサロンの繁栄をフォローしている。生衛法(生活衛生関係営業の運営の適正化および振興を目的とした法律)という法律のもとにつくられた政府が唯一認定している団体であり、業界のオピニオンリーダーとしての責務も負っている」として理解を求めた。その上でBA東京については「常に日本の中心という自負心を持ってまつ毛エクステンションや外国人美容師の就労問題など様々な事業について提案し実行してきた。まつエクは今や美容業にとって重要なマーケットに成長し、美容師国家試験の課目として議論されるまでになっている。また外国人美容師の就労は東京都限定という特区制度だが、低迷している労働市場を活性化しており社会の関心度も高まっている(※1月31日午後7時半からNHKで関連番組を放送予定)」と具体的な事業の成果をアピールした。
続いて来賓を代表して藤原國明全美連理事長、高宮実タカラベルモント(株)理美容事業部長、小池百合子東京都知事らが「お客様が常に安心・安全で快適なサロン環境のもと上質な美容サービスの提供が受けられるよう様々な事業に取り組んでいきたい(藤原氏)」「美容業界も適正価格は重要。それを実現するためには美容の価値をどう料金に反映できるかだ(高宮氏)」「今は時代の分水嶺だと感じている。コロナ後は発想の転換が必要ではないか。皆さんの丁寧な仕事やおもてなしにほんの少しデジタルを組み合わせることによって、美容の魅力はさらに強力なものになると思う。サロンで多くのお客様から得られる健康情報を社会でもっと活かすために、組合が情報を集めて消費者の美と健康の維持に資するような流れが出来ることを期待しています(小池氏)」とそれぞれ挨拶した。
(株)日本政策金融公庫国民生活事業部の阿部武史東京地区総括による乾杯の発声で祝宴に移ったあとも、滝川(株)の滝川睦子会長兼社長、(学)国際文化学園の荘司礼子理事長・校長、ヘアスタイリスト協会の正宗卓運営委員長、BA東京顧問の国会議員、都議ら多数が来賓祝辞を述べた。
宴半ばには恒例の各種表彰受賞者および世界大会・全国大会上位入賞選手等の紹介も行われ、金内理事長から花束が贈られた。石井副理事長による三本締めで閉会となった。

金内光信理事長

藤原國明全美連理事長

タカラベルモント(株)の高宮実氏

小池百合子東京都知事

(株)日本政策金融公庫の阿部武史氏

石井庸子副理事長
取材:小牧 洋
