ウエラジャパン合同会社(小室達明社長)は、2月4日(火)、「ウエラプロフェッショナル方針説明会2025」をオンラインで配信した。
冒頭、小室社長が2024年の業績が対前年比4%強の伸長で、「イルミナ」「ブロンダ―プレックス」「コレストン」が堅調であることに加えて、昨年7月にローンチした「アルタイム」ブランドが下半期の業績を急伸させたことを報告した。節約と贅沢のメリハリが定着、髪・肌・身体等の素材自体を向上させるウェルビーイング意識の高まり、コスパ・タイパ疲れの反動からくるリアルへの回帰など、消費者の心理や動向の変化に触れながら、今年もそれらに対応した高価値サロンサービスの後押しを戦略の柱としていく旨を説明。
また、イルミナサミットやトレンドビジョンなど、各種のイベントを通じて国内外におけるコミュニティ形成をサポートしていくと語った。
続いて、マーケティング戦略本部統括の名倉 愛副代表が、カラー+ケアにおける高価値の醸成や、サロンの戦略に対応した製品や提案について以下の通り発表した。
■透明感カラー、ハイトーンカラー、オトナカラー、ラグジュアリーホームケアを柱に、取り引きサロンのカラーフォロワー率(プレミアムカラー&デザインカラーを選ぶお客様)50%を目指す。
■サロンの戦略に対応した製品と提案に関して、メニュー強化、特化強化、物販強化をサポートしていく。
■イルミナカラーの打ち出しで集客誘引の仕組みをつくってきた。導入サロンの74%で単価が上がっており、70%以上が1,000円以上の単価アップを実現している。引き続き、提案領域を拡大していく。
■上記に関連して、新ニュートラルカラー「イルミナ アース」、ヘアケアブランド「アルタイム リペア」からインバスアイテム、豊富なラインナップでパーソナライズドケアを叶える「システムプロフェッショナル」から新製品の発売を控えている。
その後、『SHIMA』取締役社長の嶋 香緒里氏のインタビュー映像が流れ、カラートレンドや「イルミナ アース」の魅力についてアンバサダーサロンならではの知見が語られた。
続いて、営業本部統括の松原政寛副代表が営業・教育戦略について以下の通り説明した。
①サロンのニーズを叶える個別提案
集客、リクルーティング、ブランディングを支援し、高価値サロンサービスにつなげていく。
②営業・教育サポート体制
オフライン×オンライン双方を駆使しながら、教育部と営業部の共同体制でサロンとウエラのタッチポイントを増やす。
③グローバルとのタッチポイント拡大
トレンドビジョンを通じて世界のスタイリストと交流を広げていく。
さらに、「アルタイムリペア」の導入サロンの声を紹介し、改めて製品の魅力や販売面での数字的な成果について報告した。
最後に営業本部 其田稔副本部長の挨拶で終了した。