山崎裕俊氏が逝去 弱酸性美容の普及に尽力
訃報/山崎裕俊美容室

山崎裕俊美容室取締役会長の山崎裕俊氏が5月6日に逝去した。83歳だった。

5月12日(月)に通夜を行い、翌日13日(火)に告別式を執り行う。

◾️通夜と告別式

通 夜:5月12日(月)午後6時00分~
告別式:5月13日(火)午前11時00分~
場 所:代々幡斎場 東京都渋谷区西原2-42-1
喪 主:栁沼宏太郎(長男)

山崎氏は1941年福島県生まれ。郡山美容専門学校を卒業後、61年に「山崎伊久江美容室」に入社し、弱酸性理論を学んだ。67年に国際コンクール「ガラ・ド・ラ・コワフュール」で優勝。数々の大会で受賞歴を持つ。帰国後はセミナー等で弱酸性美容の技術と理論を広める活動を行った。

92年に東京・世田谷区経堂で「山崎裕俊美容室」をオープン。サロンワークのほか、東京美容家集団最高指導委員、全日本美容講師会最高創作委員、日本美容技術振興センター副理事長など要職を歴任。「ガラ・ド・ラ・コワフュール」では、審査委員長も務めた。

2007年には「現代の名工」、09年には黄綬褒章を受章した。