みなさん、ヘアスタイルのウエイト位置はどうやって決めていますか?
ショートやボブスタイルだと「あごの延長線上」とよく言われますが、他に目安にしていることはありますか? ミディアムなど長めのスタイルだと何となくグラデーションやレイヤーを入れているという人もいるかもしれません。
そこで、現在『SHINBIYO』で連載している「定番スタイルからのバリエーションカット」の内容から、「ヘアスタイルのウエイト位置を決める目安」をご紹介します!
ショートスタイルの場合
ウエイトは、レングスの1/2~1/3の間が目安
きれいな卵形(ひし形)のフォルムをつくる場合は、レングスの1/2~1/3の位置にウエイトがあるとバランスがとりやすくなります。
アゴ先、もみあげ、ウエイト位置が一直線上に
定説「あごの延長線上」に、もみあげの長さも、バランスのよいフォルムをつくるときの目安になります。サイドの長さ設定のときも役立つので、ぜひ覚えておいてください!
Aラインのミディアムスタイルの場合
ウエイト位置は、レングスの1/3が目安
ワンレングスは別ですが、グラやレイヤーを入れるなら、レングスの1/3にウエイトがあるとバランスがとりやすくなります。
スソの厚みは、肩幅の半分以内
おまけ情報! ミディアムやボブのように肩上に髪が乗るスタイルでは、スソの厚みは肩幅の半分以内におさめるとバランスがとりやすくなります。肩幅より厚い場合は、顔周りにレイヤーを入れたり、ワンレングスの分量を減らしたりして調整するといいでしょう。
ひし形のミディアムスタイルの場合
ウエイト位置は、
レングスの1/2~1/3の間が目安
ひし形フォルムをつくる場合は、1/2~1/3の間にウエイトがあるとバランスをとりやすくなります。1/2より上だとアンバランスになりますし、1/3より下がるとAラインのイメージが強くなってきます。
いかがでしたか?
これまで無意識にウエイトを決めていたという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ALUX畠山 篤さんにご担当いただいている連載企画「マンネリしやすい40~50代を飽きさせない! 定番スタイルからのバリエーションカット」(2018年4月~2019年3月まで)では、大人女性の定番スタイルを取り上げながらバリエーションを広げる技術、失敗しない方法を紹介しています。
ご興味のある方は、ぜひSHINBIYOをご覧ください!