コタ株式会社(小田博英代表取締役社長)は、4月28日(月)、ホテルグランヴィア京都にて「2025年オール金賞サロン会議」を開催した。
冒頭小田社長は、全国から集まったサロン関係者へ、同社が掲げる理念や志を共有できることへの喜びと謝辞を伝え、コロナ禍から5年が経過した現在、普通の日常が戻った状況のありがたさを感慨深く語った。そして社長就任時から続けている干支の研究から、その年がどのような年でどのように考えるべきなのかのヒントを毎年紹介していることに触れ、昨年の干支「甲辰(きのえたつ)」を振り返った。様々な社会情勢に触れ、同社の動向としては、2024年5月に「コタカラー ニュート グレー」、8月には「コタクチュール ベース」の新製品登場を振り返ると共に、非正規流通に対しメーカーとして毅然とした態度で臨む姿勢を示し、さらに10月にかゆみ抑制成分の特許権を取得したことを報告、今後の製品開発への抱負を述べた。そして、今年の干支である「乙巳(きのとみ)」について、昨年の干支「甲辰(きのえたつ)」で動き出した10年先まで見通した様々なことについて、うまく進まないことがあっても、己を見失わず次の手をしっかりととっていかなければいけない年と説明した。
次に、森山輝之CS部長から2024年度の年間オール金賞の受賞状況や月間並びに年間オール金賞獲得サロンの獲得軒数・個数、さらに地域別の獲得軒数と構成比率を6つのエリアに分類し集計した結果が報告された。生産性・客単価の実績などについても報告があり、これらの結果はカウンセリング力に磨きをかけ、来店したお客様に対し付加価値の高い提案を行い、リピートによる安定した集客と高い客単価を実現できていることが主な要因と解説。また、様々なデータからオール金賞獲得の意義に関するポイントを説明、格差が広がるサロン状況において、成長しているサロンの共通点としてカウンセリング力をあげ、そのカウンセリングの質の差が業績格差に直結していると分析した。昨年末の全国店販コンクールにおいて上位に入賞し、尚且つ前年より大きく成長したサロンを対象にヒアリングした成長要因をまとめた内容を紹介し、サロンを成長させるために、いかにカウンセリングの質を上げるかが重要であることを述べた。
続いて、オール金賞を獲得したサロン名がスクリーンで紹介され、小田社長が登壇し年間オール金賞サロンの表彰式が執り行われた。その後、宮崎県で3店舗を展開する有限会社glesso. 代表取締役久保田浩子氏、石川県で3店舗を展開する株式会社Ambitious 代表取締役 西川知秀氏が基調講演を行った。