ミツイコーポレーション株式会社(三井雄司 代表取締役会長)は、2月に静岡、東京、名古屋で、取引メーカー、美容室を招き。「ミツイクラブセミナー&パーティ2026」を開催した。
各地の開催日は以下の通り、
2月2日 静岡
2月9日 名古屋
2月17日 東京
東京開催は、2月17日(火)、渋谷・セルリアンタワー東急ホテルで行われた。
東京開催のミツイクラブセミナー、第一部では、冒頭、三井雄司会長が登壇。日頃の御礼を述べ、2026年の政策発表を行った。

三井雄司会長
消費者傾向を分析し、2020年あたりから始まった「コスパ(コストパフォーマンス)」、2023年頃からの「タイパ(タイムパフォーマンス)」に続き、2026年は「メンパ(メンタルパフォーマンス)」が重視される、と分析した。背景には、選択の煩わしさからの解放や、精神衛生上の満足度が高い状態を保ちたいとの消費者心理があるという。そこで「 メンパ」を高めるキーワードを「四季から二期へ(季節の先取り)」、「プライベートラグジュアリー」、「睡眠の質改善」とした。
また、AIによる美容室選びが進化した結果、 ホームページやSNSではなく、AI(ChatGPT等)におすすめを聞く層が増加した 。AIに選ばれる条件は「マンツーマン」、「健康提案」、「髪質改善」など、特定のキーワードで強みを持っていることが必須となる とも分析。三井会長自身に8〜9ヶ月間、様々なアイテム(電位治療器、水素ボトル、腸内細菌ケア等)を使い、「睡眠の質改善」を目指したところ、睡眠スコアの大幅な改善が達成できたとのこと。これらのアイテムが美容室の新しい高付加価値コンテンツとしての可能性を提示することにつながると提案した。
これらを達成するため、営業体制としては、2026年度より新規エリアへ参入。3月に福岡支店を開設し、北関東への拠点設置も計画していると発表 。
そして、美容業界を現在の1兆3千億円規模から倍以上「3兆円産業」に押し上げることを中期テーマに掲げた 。
続いて優秀社員表彰が行われ、新人賞、優秀社員賞、最優秀賞、ベストユニット賞が発表され、受賞社員を代表して、壇上に上がった社員に三井会長、宮崎俊哉取締役社長から賞状が渡され、祝福を受けた。
休憩をはさんで記念講演が行われた。講師は桜井博志氏。株式会社代獺祭の代表取締役会長で、父から受けついだ同社(当時、旭酒造)を合理的手法で立て直し、日本有数の酒蔵として成長させた人物として知られ、特に純米大吟醸「獺祭」は日本のみならず国際的にも高く評価されいてる。

桜井博志 株式会社代獺祭代表取締役会長
「経営は八転び八起 美味しい酒を造りたい、ただそれだけを追いかけてき」と題された講演では、美容業界はお客様に喜びと潤いを与える仕事であり、酒造りとも共通点があると感じていると前置きし、ブランドとして高く認められた経緯を、後継ぎとして入社した時期の困難な状況から、2015年、オバマ大統領と安倍首相のホワイトハウス公式晩餐会で、乾杯の酒として「獺祭」が採用されるに至るまで、ユーモラスなエピソードを交えて紹介。現在に似たるまでの道のりは「八転び八起」と大変な道程だったが、美味しい酒へのこだわりと「改善」「美味しいお酒を作ること」がすべての中心にあったと語った。「失敗」という言葉を安易に使わず、「上手くいかなかったこと」を挑戦の結果と捉え、それを「改善」に繋げる姿勢を重視したことが成功の原因だと述べた。来場者にも多くの愛飲家をのある著名な獺祭の生み、育ての親の同氏の講演には、来場者は熱心に興味深く聴き入っていた。
講演の後は、ミツイクラブパーティが催された。宮崎俊社長が「美容業界規模を3兆円とすることが当社の中期テーマと掲げさせていただいたが、美容業界のパイを大きくすることが、皆様の未来に関わる大きなことに繋がると思っている」と力強く挨拶し、株式会社アリミノ 田尾大介代表取締役社長の乾杯の発声により開宴となった。

宮崎俊哉社長(壇上)

田尾大介 アリミノ社長(壇上中央)
