日本美容専門学校(阿部博人校長、網蔵糸乃理事長)は、卒業ヘアショーを3月5日、6日の2日間にわたり、こくみん共済 coopホール SPACE ZERO(東京・渋谷区)にて「NICHIBI GRADUATION STAGE 2026」を開催した。
同ヘアショーは、2年間の総まとめとして、“最後の授業”という位置づけで、昼間部・夜間部合わせた4チームに分かれ、全て学生たちの発案で行われる。技術力、コミュニケーション能力、デザイン力を盛り込んだステージは、単にヘア&メイクやコスチュームを作るだけでなく、構成から音楽、映像、音響、照明まで、空間全体をデザインする。
今年のテーマは「breakthrough(突破・打開)」。
冒頭の挨拶で熊木副校長は、このテーマを選んだ理由として「突破口を見つけてほしいということです」と、語った。
新しい時代に新しい価値観を作っていくためには、既存のデザイン要素を再構成することにより、新しい価値観が生まれる。組み合わせを変え、そこにセンスを加え、新たなデザインを構築していく、そういう機会になればいい。教師陣のそんな思いが込められている。
そうした中で始まったステージは、強く観客の想像力を掻き立てつつ、飽きさせない工夫も巧みに散りばめられており、ヘアショーという枠組みにとらわれない、学生ならではの創造性豊かで、完成度の高い素晴らしい仕上がりだった。

3/5 1stステージ「 ∴ 」より

3/5 2ndステージ「Re:Ray」より


3/6 1stステージ「THIS IS ME」より


3/6 2ndステージ「 113」より
また、この日、ショーの開演に先立ち、日美クリエイティブチームによる「2026 クリエイティブコレクション」も発表された。今回初となるAIを利用した映像は、ギリギリまで制作にこだわり、チームメンバー以外は、同職員にも初お披露目というエピソードも。
教師も一人のスタイリストとして、時代の先端に立ち、感性を磨き続ける。そんな先生方の姿勢を示すような映像に会場全体が引き込まれていた。
