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AI時代にこそ輝く「生きた美」。人の手と感性が紡ぐクリエイションの未来
SABFA 40th Anniversary Event/SABFA

SABFAは創立40周年を記念し、7月14日(火)、WITH HARAJUKUホール(東京・渋谷区)にて、「SABFA 40th Anniversary Event」を開催した。

冒頭、代読された資生堂・藤原憲太郎社長のメッセージでは、初代校長・福原義春氏が掲げた「創造性とプロフェッショナリズム」の理念を再確認。AIの進化により人間との境界が曖昧になる現代だからこそ、指先の動きや香りといった「五感に働きかける美容技術」や「人間ならではの熱量」が模倣されない強みになると強調。

さらに、技術だけでなく豊かな社会性や倫理観を備えた人材育成を掲げ、「変わらないために変わり続ける」姿勢で、未来のクリエイターの挑戦を支えていく決意を示した。

また、SABFAの歴史や歴代校長からのビデオメッセージが上映されると、参加者たちは当時を振り返り、懐かしい記憶を蘇らせていた。

SABFA卒業⽣ HAIR&MAKEUP SHOW

記念式典の後は、「SABFA卒業⽣ HAIR&MAKEUP SHOW」と題して、坂狩トモタカ氏(SHEA代表)や竹野内 宏明氏(Edge代表)、葵氏(NEUF)など、第一線で活躍する卒業生たちの、豪華なショーが行われた。

SPECIAL GUEST TALK SHOW

また「SPECIAL GUEST TALK SHOW」では、メイクアップアーティストのUDA氏と「WWDJAPAN」編集長の村上 要氏が登場し、計良宏文氏(資生堂チーフヘアメイクアップアーティスト)のMCのもと、多様化・AI化が進む現代においてクリエイターに求められる心得が語られた。

トークでは、AIが瞬時にビジュアルを生成できる時代だからこそ、ブレない「自分軸」となる審美眼や、膨大な選択肢からベストを選び取るディレクション力が不可欠であると言及。さらに、技術力だけでなく作品のストーリーを「言葉」にして発信する力や、スタッフと心を開いて試行錯誤を楽しむチームワークの重要性が示された。

最後に両氏は若手へ向けて、「選んだ道を自ら正解にしていく覚悟」と「努力を超えて夢中になれるものを見つける大切さ」を伝え、熱いセッションを締めくくった。

資生堂 HAIR&MAKEUP SHOW

イベントのフィナーレを飾ったのは、SABFA前校長の計良氏と現校長の進藤郁子氏(SABFA校長/資生堂トップヘアメイクアップアーティスト)によるヘア&メイクアップショー。 “想いをつなぎ、美を咲かせる”をテーマに、息の合ったコンビネーションとスピード感あふれる圧巻の手業で、まさに「生きた美」が生まれる瞬間をステージ上で表現した。会場は緊迫した静寂に包まれ、観客は目の前の光景に圧倒されていたが、作品が完成した瞬間、一転して割れんばかりの大歓声が沸き起こった。