
国際文化学園(荘司礼子理事長)が運営する「KOKUSAI BUNKA GALLERY 」は4月2日から4日にかけて第3回企画展「おひなさまと土偶 -穢れと祓えと祈り- 」を国際文化理容美容専門学校国分寺校にて開催した。
これまで第1回、2回の「KOKUSAI BUNKA GALLERY 」は渋谷で開催されていた。初日の2日に荘司理事長があいさつに立ち「平成元年から渋谷や国分寺などの校舎設計・建設を続けてきた。この国分寺校のラウンジは授業用ではなく平野前理事長の理想の場所として作られ、長年活用されていなかったが、富士山が見える素晴らしい眺望を生かして各種催しや交流の場として活用することにした」と説明。「人と直接話し合うことで相手の良い部分に気づくことができる。参加者には隣り合った人との偶発的な会話や再会を楽しみ、猫さえ集まってくるような穏やかで嬉しい出会いの場にしてほしい」と述べた。

続いて、土偶再現作家である田野紀代子氏によるギャラリートークが行われた。田野氏によると、現代では一括りに「土偶」と呼ばれるが、当時はお祝い用、身代わり用、赤ちゃんのおもちゃなど役割別に作り分けられていたと考えられるとのこと。また、土偶は集落(約150人以下の規模)の人々が1つに同調するための中心的存在で、太鼓や笛などの音・音楽に合わせて踊り、感情的な一致や団結を高めるために用いられたそうで、ひな人形のルーツは土偶ではないかとの興味深い仮説を提示した。

トークの後には、会場ではおひなさまを再現するかのような、十二単お服上げの実演が行われた。また展示では、田野氏製作の再現土偶や有職びなやも飾られた。


