
日本美容専門学校(北浪貴浩校長・網蔵糸乃理事長)は、9月4日(金)、東京・墨田区のすみだトリフォニーホールにて「日美特別授業/芸術鑑賞教室」を開催した。
同校が掲げる“美容師は「美の実践者」である”という精神に基づき、同校では実践に活きる技術指導はもちろん、学生一人ひとりの豊かな感性を育む教育にも力を注いでいる。その一環として、学生たちがクラシック音楽をはじめとする世界の芸術に触れ、感性を磨く機会として毎年この特別授業を開いている。
開演に先立ち、熊木徹副校長が登壇。学生たちに向けて次のようにエールを送った。(要約)
「美しい音楽に触れる特別な時間を、ただ聴くだけでなく、多くのものをインプットする時間にしてほしい。感性は様々な体験を通じて磨かれ、集中力によってさらに研ぎ澄まされていく。その積み重ねが、将来の豊かなクリエイティビティへと繋がる。
本日のメインテーマである『バロック音楽』の時代は、美容師の目線で見ると、豪華絢爛な装飾性や光と影のコントラスト、自由で大胆な表現が特徴。現代のアバンギャルドなヘア作品に通じるデコラティブな髪型や、今のファッションにも息づく『つけぼくろ』など、現代との共通点も多い。新しいデザインとは、過去にある様々な要素の組み合わせを変えることで、新たな価値として生まれるものだ。
感じ方に正解はない。デジタルでは味わえない生の演奏や空気感を五感で受け止め、一流の表現に触れることで、将来の自由な発想やデザイン力に結びつくことを期待している」
