都が国に提案の「外国人美容師就労」にも言及
第11回理事会/東京都美容生活衛生同業組合(BA東京)

東京都美容生活衛生同業組合(略称:BA東京/金内光信理事長)は、10月3日(水)、東京・代々木の美容会館で『第11回理事会』を開催した。当日は、理事61名中54名が出席。

冒頭、挨拶に立った金内理事長は、先の台風等による自然災害への各支部の義援金に対する協力に対して謝辞を述べた。また、退任した理事についても報告した。

理事会は、金内理事長を議長に、まずは、報告事項から進行。「退任役員の顕彰について」「生活衛生同業組合活動推進月間について」「外国人美容師就労問題に係る件について」「第60回ガラ・ド・ラ・コワフュールの収支決算について」「第7回BA東京美容サミットの開催について」など13の報告事項について、各担当者から報告・説明が行われた。特に、「生活衛生同業組合活動推進月間について」については、厚生労働省から各保健所等に組合加入促進協力への通知が出ているが、保健所によっては対応がまちまちな部分もあるので、各組合員から改めて協力を呼びかけるように要請した。

また「外国人美容師就労問題に係る件について」では、東京都が外国人でも働ける特区申請を国に提案したことを報告。その管理団体として、BA東京がなるべきであろうとのニュアンスの話があったことも説明された。この管理団体については、外国人就労が可能になった際に、どこが外国人を受け入れて、どこのサロンに派遣し、またどういった教育を行うかといった管理をどこが行うのかが極めて重要で、これを利益団体ではなく美容組合というなかば公的な団体がなるべき、という都の考えがあることを明らかにした。

なお、付議事項・第1号議案「役員・総代等選挙管理委員会の委員の選任について」として、各ブロックから推薦された委員候補者が挙手多数で可決され、専任された。