BICタチカワ(佐々木毅社長)は10月15日(月)、新潟・新発田市の月岡温泉・白玉の湯ホテル華鳳に、同社社員、取引先商社、メーカー関係者など約250名を集め、「2019年度方針発表会」を開催した。
冒頭、8月21日に社長職を退き副会長に就任した高森弘美氏が同日に発足した新体制を披露。前述の社長、副会長に加え立川智宏会長、小西彰弘副社長、鈴木昭雄常務の5人の取締役、そして経営企画、物流、管理の3本部の本部長が紹介された。
続いて10人の新入社員も紹介されたのちに、方針発表が始まった。
まずは、佐々木社長が2019年のミッションを「美と健康のプラットフォーム」と発表し、同時に中期(3年)方針である「絆」を再確認した。社会・業界背景として「デジタルデバイド」「超高齢化社会」「美容業界雇用の不安定」「業務委託サロンの急増」「働き方と価値観の変化」を挙げ、厳しい状況だ、と分析した。
代わって小西副社長が登壇。サロン内での「サロンインストアシェア」の向上、BICタチカワの強みを営業の強みとする、メーカーと協力しPDCAを推進する、などの営業方針の柱を打ち出し、その詳細を解説した。
鈴木昭雄常務取締役が教育企画本部方針を詳細に説明し、さらに本間隆太経営企画室長が業界の各種データを分析。経営企画の方向性を提起した。
最後に喜寿を迎えたばかりの立川会長が登壇。若い体制に代わり、期待したい旨述べると同時に、社員、取引先が一堂に会するこのような催事の重要性を説き、伝統・継続性の大切さを会場の社員たちに伝えた。
発表会終了後には「2018年度大忘年会」が催され、一年を振り返りながら新たな年への展望を語りあった。