最新のヘアモードと帯結びを発信
第103回 トップマスターズモード発表会/全日本美容講師会

9月25日(火)、全日本美容講師会(福島吉範会長)は、福岡県福岡市、福岡国際センターにて、第103回「トップマスターズモード発表会(TM)」を行った。同発表会は、毎年、最新のヘアモードと帯結びを発信し、その普及と美容師の技術向上を目指して開催されている。今回は、前々回の『Innovation』、前回の『Innovation Ⅱ』に続き、『Innovation Ⅲ』をメインテーマに行われた。開催担当は、九州ブロック、および福岡県美容組合。

冒頭の挨拶で、福島会長は、まず前会長の野田皆子氏に向けて、野田氏が在任中の15年間に、会員を増やしたことへの感謝の意を表した。その上で「全日本美容講師会には約2,000名の会員と、47都道府県に支部を持っています。この会を感動と感激の会にしたい。会員の方に、全日本美容講師会に入ってよかったと思ってもらえる会にしたい」と語った。

ステージは3部からなり、ヘア創作ステージでは、『Wink~女性はいくつになっても可愛いと言われたい~』をテーマにヘアデザインを披露。続いて、洋装ブライダルステージでは、ウエディングドレスからお色直しのシーンで、大人っぽく、モードな花嫁が表現された。帯結びの創作ステージでは、『祥雲(しょううん)』『はなびら』の2作品を発表。創作担当、最高師範、常任師範、師範が着付けた、90名もの着物姿のモデルがステージに並ぶ様子は、華やかで圧巻だった。

最後に、福岡県美容生活衛生同業組合の井手口宥公理事長から、次回開催担当である愛知県美容生活衛生同業組合の山本幸助理事長へとTMの楯の引継ぎが行われ、会場が熱気に包まれる中、フィナーレとなった。