暗めの状態から、薄い寒色系のカラーにしたい。
こういう時は何度かブリーチが必要ですね。薄い色でも、ピンクなど暖色系なら少しは楽になるんですが、寒色系となるとアンダーに余計な色を残さないためにシビアなブリーチが求められます。
髪に負担をかけたくないなら、複数回に分けて目的の色に近づけていくのが望ましい。
TOMOTOMO VOL.7では、biancaのHITOMIさんがひとつのケースを紹介してくれています。
ビフォーはこれくらいのダークな状態。
希望は薄めの寒色系。一度にここまでもっていくのは、ちょっとハードル高いです。
なのでHITOMIさんの場合、一旦別のカラーを楽しんでみては? と提案することが多いそうです。このケースだったら、こんな感じ。
ダークトーンの髪をブリーチすると少なからずムラができますが、そのムラを活かしたブロンド。
欧米人のキッズによくあるような髪色です。いろんな色が混じってて、それがかえって自然な感じ。
無理なブリーチをしたくない場合、こういう「寄り道提案」もしてみてはいかがでしょう。