ビプロス(桐岡俊樹社長)は11月13日(火)、神奈川県横浜市の横浜港 大さん橋ホールにて、毎年恒例のカットコンテスト「BIGI CUP 2018」を開催した。
このイベントは「日本一厳しいカットコンテスト」をモットーとし、モデルとウイッグ部門の両部門において、厳正なる事前審査が行われる。また、すべての作品のカット前・カット後が撮影され、表彰式では入賞作品のビフォー&アフターがスクリーンに並べて映し出されることで知られる。
本年度の美容師審査員は、北原義紀氏(SORA)、重森正義氏(Rougy)、赤松美和氏(VeLO)の3名。コンテストの合間にはこの3名によるトークショーが開催され、「コンテストに参加し続ける意義は?」という質問に対し、重森氏は「コンテストそのものより、参加するために準備したり、考えたりする時間が実は大切。それはサロンワークにも反映し、僕たち美容師の力となる」。北原氏は「マキシマムを知っている人は逆にミニマムもつくれる。思い切り足し算することをやってみて、そこから引き算で考えてみるなど、そういったバランスの訓練ができるのもコンテストに出る意味の一つ」。赤松氏は「コンテストはアイデアを考える一つのきっかけになる。サロンワークとはまた別のベクトルで発想するなど、日々の自分の仕事に新陳代謝をもたらす機会にもなるのでは。まずはチャレンジしてみようとする前向きな姿勢が、美容師として一歩前進することに繋がる」などと、メッセージを送った。
コンテストの主な入賞者は以下の通り
■ウイッグカット部門 優勝/原田 京(Be by KENJE) 第2位/伊藤友博(KINGDOM) 第3位/鈴木美香(mEg Hair Creation)■モデルカット部門 優勝/藤井 廉(Ley) 第2位/鳥居優佳(CUTE C-LOOPUNITED) 第3位/今長由海香(KINGDOM)