似合わせを重視したトレンドスタイルの披露
アトリエ テクニック(クリスマススタイル)/C.C.C&F.N.C.F日本

C.C.C(ムラハシ英子会長)とF.N.C.F日本(ウノ・ムラハシカツジ会長)の共催による、アトリエ・テクニックの展示講習が、12月10日(月)、大阪市北区の梅田阪急ビルオフィスタワー26において行われた。

今回のテーマは、クリスマス スタイル。ダウンスタイル、アップスタイル、カットで創る、あたらしいフォルムの紹介。モードとテクニックの解説を行ったウノ会長は、海外でも時代を動かすほどのヘアスタイルは出ていない。イレギュラーなスタイルが多く見られる。ショートスタイルが流行り出している。パーソナルなスタイルの提供が前提で、個人に合わせて変化させている。その中でカウンセリングテクニックは最重要であるが、ニーズはなかなかつかみにくい時代だ。テクスチャーの傾向は、ワックスで仕上げるマットな感じから、ジェルで仕上げるウェットな感じが出てきた。左右対称に仕上げるのでなく、片側のサイドをジェルでタイトにおさえたスタイル。ムラハシ会長は、ダウンスタイルとアップスタイルのテクニックを披露。1950年代に渡米し、ピンカールの名士・カール・テーツ氏に学んだ。そのカールをフロントにつくり、80年代調のタイトなスタイルにイレギュラーな要素を取り入れた、コンビネーションスタイルを創作した。