好調の秘訣は”時短” リキッドカラー活用術
Zen・藤井得全 代表

「リキッドカラー」は、短時間でイメージ通りの発色が得られるカラー剤。
放置時間10分でしっかり染まるため、カラーメニューの主力とするサロンが増えています。
今回は、リキッドカラー活用で売上UPを実現した京都府のサロンZen・藤井得全 代表にお話を伺いました。

軌道に乗り始めた「デザインカラー専門店」の悩み


2016年、『Zen』は「デザインカラー専門店」としてオープン。リキッドカラー導入以前からハイライトに定評があり、SNS活用で客数も順調に増やしてきました。

しかし、客数が増えるにつれ「施術時間の長さ」という悩みに直面。トレンドである外国人のような透明感を出すには、ハイライトの工夫や、ブリーチで合計4~5時間は必要。1日に対応できる客数に限りがありました。

「染まりの早さ」で売上増 リキッドカラー導入後

SNSに投稿したお客様の仕上がり写真。 短時間で希望通りの色に仕上がるため、顧客満足度の向上にも繋がる。

入客数の限界に悩んでいた藤井代表は、同時期にリキッドカラーを導入。これにより、オン・カラーの施術時間が従来の1/5まで短縮。ハイライト・オン・カラーでは1日3人程だった入客数は、リキッドカラー導入後は4~5人に増加。入客数が増えたことで売上アップを実現しました。

リキッドカラーを活かした「段階的な提案」

リキッドカラー導入で売上アップに成功した『Zen』。更に、藤井代表はお客様の来店サイクル向上に効果的な「段階的な提案」を発案しました。リキッドカラーの「早く染まる」特性を活かした施策で、新規客の再来店率は50%と好調。3回目に来店する顧客は固定客になっていると藤井代表は語ります。

経営とサイエンス2019年2月号では『Zen』の他、「10分で染まる」リキッド&パウダーカラー導入で売上アップを実現した2サロンの実例をご紹介。エイジング世代への提案方法など、2019年好調なスタートを切るためのヒントが掲載されています。