変化の年に力を合わせ対応しよう
2019年新年会/ヴェール ルージュ美容専門学校

ヴェール ルージュ美容専門学校(佐守友博校長)の後援会遊美倶楽部(山本英生会長)主催の2019年新年会が、1月15日(火)、大阪市中央区のホテル日航大阪で開催された。

はじめに教職員紹介が行われ、教職員を代表して学校管理部の新田真一部長が「平素は学生に際して就職採用はもとより、様々なご支援いただき有り難うございます。同校は、今年17年目に突入いたします。開校以来、皆様の支援があればこそ切に感じております。2019年度は変化の多い年を迎える。5月から新元号が始まる。4月からは、我々働く環境の働き方改革が始まる。有給休暇を5日、必ず取らなければならない。皆様がたも対応に苦慮されると思います。また秋からは消費税の増税も控えている。教育内容におきましても様々な認可があります。また一層、少子化が進んでくる。今年度、大学、専門学校においても一部の教育費の軽減という制度が始まる。一定以上の水準の教育の提供と、定員の流出の状況などチェックポイントとなっている。融資改革も本校はAO融資で多くの方に入学いただいているが、そちらの方も今年改革になる。美容学校も昨年度カリキュラムが変更されました。学科のカリキュラムの見直しがあり、次に入ってくる学生達で今の1年生が2年生になる年にカリキュラム変更になり初めての国家試験となる。これもなかなか情報が入ってこず、対応が大変になると思います。全ての変化に教職員一同で対応して行かないと、時代に取り残されることになる。教職員も時代の流れとともに教育内容をきちっと見直し、それに合った学生の養成をしていかないとこの先、生き残れないと切に感じております。皆様のご意見、将来の美容学校の在り方とか、こんな学生が欲しいなど頂ければ幸いと存じております」と述べた。

次に来賓紹介、ジャーナル紹介、来賓挨拶が行われ、乾杯の後、歓談に入った。
会員間の交流が活発な中、中締めに立った山本会長は「海外に支援している国税の金額や使い方、そして配偶者所得控除など、この他にも税金が控除されていたものが排除される。本年秋から消費税も10%になる。全て生活を取りまく環境が悪化するだろう。美容業界も1人でも雇用している職場では、年間5日の有給休暇の取得が義務化となる。また働き方改革で週44時間の勤務など、美容業界の人材不足はますます加速するだろう。こんな時こそ皆様が力を合わせ、良い方向に進めるように力を合わせましょう」と語り、お開きとなった。