生産性向上に努力 無免許には行政へ働きかけ
東京都美容生活衛生同業組合新年会

東京都美容組合(金内光信理事長)は、1月15日、セルリアンタワー東急ホテルにて新年会を開催し、多くの組合員、業界関係者が出席した。

冒頭、金内理事長より挨拶があり、10月に予定されている消費税の引き上げ、依然と続いているオーバーストア状態やダンピング合戦、人手不足、迫られている労働環境の改善などに触れ「厳しい経営環境を乗り越えていくためにも、美容室の生産性向上に努力していかなければならない」と語った。さらに、外国人が無届、無資格で美容業を行っている問題に触れ「放置できない深刻な問題。行政にも働き掛け対応していく」とした。

続く来賓祝辞で、全日本美容業生活衛生同業組合連合会の吉井眞人理事長が挨拶。その中で今後業界が直面する課題として、20224月に施行される成人年齢の引き下げにともなう2023年の成人式問題、消費税引き上げにともない政府が検討している“キャッシュレス決済によるポイント還元”への対応をあげた。

小池百合子東京都知事も挨拶に立ち「インバウンドの消費がモノからコトへと移行する中、観光の柱として美容も成長してほしい」と語った。

東京都美容組合 金内理事長

来賓として挨拶をする全美連 吉井理事長