ここ数年で、ヘアアクセサリーや顔周りのアクセサリーを扱うサロンさんが増えています。
先日、お邪魔した『KENJE 湘南台ANNEX』さんも、そんなサロンのひとつ。
サロンには、1坪強くらいのアクセサリーブースを設置していて、キレイにディスプレイしています。
かなりの種類があります。種類は、美容室では定番の飾りがついたヘアピン、
それ以外では、イヤリングやネックレス、指輪を扱っていました。
ざっと30種類はあったと思います。
写真右が、オーナーの青木めぐみさんです。(左はスタッフのノンちゃんこと、大内希さん)
青木さんいわく、「サロンではヘッドスパやエステの専用ルームも導入して、トータルでキレイになっていただくことを考えています。アクセサリーもその一環です」
「トータルビューティ」。ここ数年でよく耳にする言葉ですよね。
美容室でお客様のキレイを提案するのは、もう髪だけじゃないわけです。髪はもちろん、身体までのキレイを提案する。
さらにキレイになったお客様に合うファッション提案の一環として、『KENJE 湘南台ANNEX』さんでは、アクセサリーを扱っているわけです。つまり、アクセサリーもトータルビューティの一環。
お客様からすれば、センスのいい美容師さんに見立ててもらったアクセサリーを買うことに抵抗はないはずです。
アクセサリーに限らず、これからはサロンでそういう提案がどんどん進みそうです。
一方である調査では、ヒトの気分の高揚と購買意欲は比例するというデータがあると聞きました。簡単に言うと、キレイになって気分がアガると、それだけ財布のヒモが緩むというわけです。
確かに、『KENJE 湘南台ANNEX』さんのアクセサリーブースはレジ横でしたね。
ちなみにサロンで扱っていたアクセサリーはすべて「作家もの」。これだと他ではなかなか買えないですし、お客様への説得力も高いです。
とはいえ、「作家もの」なんて言うと、取り扱うサロンオーナーさんにとっては敷居が高く感じられます。でも、よく話を聞くと、実はコンシェルジュスタッフの田澤由美さん(写真右)のお嬢さんがアクセサリー作家をやっているのだとか。
探せば、意外と近くにそういう方がいるかもしれません。またお客様がつくった作品を販売するサロンさんもあります。逆に言えば、スパやエステじゃなくてもトータルビューティは提案できるわけです。そう、やろうと思えば、できないことではないですね。