全国美容用品商業協同組合連合会(以下全美商連・須山裕二理事長)は「平成30年度臨時総会」を2月7日(木)、東京・千代田区のホテルグランドパレスにて開催した。
冒頭、須山理事長が挨拶に立ち、「2019年は”己亥”で、目標に向けて積み重ねる、という意味もある年。今年は増税等も控え美容業界でも大きな変化が待ち受けており、ニーズにどう応えるかが問われる年となる。使命感を持って対応したい」と述べた。続いて議事に先立ち、全美商連が運営する美容くじ「ビューティ ユニティ フェスティバル2018(以下「BUF」)」の抽選会が行われた。
続いて香川県の吉川良文氏が議長に、副議長には北海道の菊地浩市氏が選出され議事を進行。議事は須山理事長による理事会報告からスタートし、理事会の概要が報告された。続いて、事業委員会について蒲生茂委員長、財務委員会について三宅誠一委員長、組織委員会について日置和統委員長、総務委員会について高見元太郎委員長が報告。一括審議で了承を得た。
主な内容は以下の通り。
(1) 第8回ABEXは来場4万人を見込んでいたところ実質4万3千人に達するなどな売上的にも最大の結果となった。外国からの来場者も4、5千人を数え、日本の美容がアジアから評価された
(2) BUFの売れ行きも好調。組合員への還付金も350万に達した。
(3) 組織現況は9ブロック、36組合、301組合員、賛助会員59社。(平成30年12月31日現在)
(4) 総務委員会から組合員へFAXを利用し活動状況をお知らせする運びとなった。
(5) 15名選出する理事の内訳を、中部ブロック選出定員の2名を1名に減員、理事長推薦による選出1名を、執行部指名による選出2名に変更する。
総会終了後には,NPO法人美容週間振興協議会・全国美容週間実行委員会(木村文一2019年度実行委員長)による2019年度活動方針説明、日本パーマ協会(佐藤律代表)による組織・活動現況の報告会が行われ、全美商連組合員に協力、賛同を呼びかけた。
会場を移して催された「平成31年新年懇親会」には、全美商連組合員に加え賛助会員、関連団体などが加わった。全日本美容業生活衛生同業組合連合会の吉井眞人理事長、日本エステティック工業会・滝川晃一理事長、日本パーマネントウェーブ液工業組合・田尾大介理事長、日本ヘアデザイン協会・横田敏一理事長が来賓を代表して祝辞を述べ、ヘアスタイリスト協会・正宗卓運営委員長による乾杯の発声で開宴。約100名の列席者たちは業界の発展と繁栄を祈念し、杯を重ねた。