「お試し」で伝わるケアの魅力
『Diversion』高倉公一代表

自然なストレートで高い満足度が得られる『既ストパー部のケアメソッド』。一方で「薬剤の塗り分けによるケア」の大切さはお客様に伝えるのが難しい分野でもあります。

茨城県日立市のサロン『Diversion』高倉公一代表は『トリートメントストレートパーマ』というお試しメニューを設けることで、顧客にその効果を伝えています。

ただの提案では魅力が伝わらない理由

高倉公一代表

同サロンの顧客の年齢層は40代から60代。この年代に多いのが、元々のクセが加齢により強まり、結果的にツヤ感が低下しているケース。そこでストレートパーマを提案するのが有効な手段ですが、エイジング世代にとって次の理由が施術に対する不安要素です。

  • 過去に失敗したトラウマ
  • ストレートにすることによって、ボリュームがなくなるのでは?という心配

このため、ただ単に「やってみませんか?」と施術を提案するだけでは、お客様は前向きに検討できません。

「お試し」で生まれる安心

『Diversion』では、矯正関連として主に3つのメニューを用意。そのエントリーとして「お試しメニュー:トリートメントストレートパーマ」を設けています。

まずは、このお試しメニューの効果を体感して貰うことでケアメソッドメニューに対する不安を取り除き、次回はより細かい要望やクセの状態にあわせたメニューへ繋げる流れです。同サロンは安心感でお客様の支持を獲得し、売上アップに繋げています。

論より証拠!「お試し」提案のポイント

エイジング世代へのお試しメニューの提案には、ちょっとした工夫が必要。高倉代表にはお客様に「なるほど」と感じて貰える伝え方がありました。

・今まで施術した他のお客様の仕上がり写真を見せる
⇒ビフォア・アフターの写真を比較して貰うことで、より効果が伝わる。
・説明はなるべく口頭で行う。
⇒POPを用意しても、読むのをおっくうに感じる方が多いから

一度効果を実感して貰うとリピートに繋がりやすいケアメソッドメニュー。メニュー設定の戦略と分かりやすい提案で、お客様にサロンの新たな魅力を発信できます。