一般社団法人Beauty network OPK(坪内能莉子理事長)の推薦により、長年にわたる美容技術の研鑽並びに後進の育成等、業界発展に尽力された功績にて平成30年度大阪府優秀技能者表彰『なにわの名工』を受賞した同会メンバー岡治郎氏の祝賀会が3月11日(月)、大阪市北区のリーガロイヤルホテル(大阪)において開催した。
はじめに発起人代表の挨拶に立った坪内理事長は「OPKは、大阪パーマネント美容協会として発足したのが、今から80年前(昭和10年)。その時はまだ理容と美容が一緒でしたが、それから間もなく理容美容が分かれ、それから大阪パーマネント美容協会として永遠と今に続いています。関西の美容業界発展のために多くの人材を育て、そして世に送り出し今なお、若い人たちにスプラッシュという団体をつくって彼らに頑張ってもらっています。同会のコンテストに出場した過去のコンテスターは、12,000人という記録が残っている。また4~5年前よりレディースだけではダメではないかと、理容と一緒になり組織も行動を行っています。OPKは、その時代その時代の風・空気をよみ必要な事はやってみよう、そして色んな意味で人を育てよう、という非常に熱の高い団体です。この先100年を迎える事が予想できます。この度、受賞した岡氏は、44年間OPKに在籍されております。陰になり日向になり支えて下さいます。私は11代目の長ですが過去の長の方々の礎となり、右腕となりまた若い人の指導役となり今日を迎えられました」と述べた。花束贈呈に続き挨拶に立った岡氏は「去年の11月22日に中之島公会堂で大阪府優秀技能者表彰『なにわの名工』の表彰を受けさせて頂きました。40数年前、当時は坪内善彦氏が会長だった時に入会させて頂きました。そしてある時から裏方に回るようになった。その時は予算編成から全てのことをしなくてはならなかった。暗中模索の中で仲間になった近藤伸也氏、横田保夫氏、岩本貞治氏など大勢の仲間ができ助けて頂きました。中でもOPKのコンクールは、種目が多いのです。各種目の競技時間や審査時間をどのように配分したらよいか悩みましたが仲間が助けてくれた。様々な事が多くあり重くのしかかったが同年代の地俱清嗣氏が、一つひとつ重りを取り払ってくれた。今では様々なメンバーが代役をして頂きそろそろ私のお役目も終わりかな、と思った矢先にこの賞を頂戴しました。理事長との約束事もありもう少し頑張らせて頂きます」と謝辞を述べ、ウエラプロフェッショナル副代表の長島好秀氏の乾杯発声で祝宴に移り岡氏の受賞を大勢で祝った。