全国美容用品商業組合連合会(以下、全美商連)四国ブロック(吉川良文ブロック長)は4月22日(月)、香川県県琴平町のホテル琴参閣において、「平成31年 第55回 四国ブロック会議」(開催担当:香川県、吉川良文理事長/クリエートビューティマキシム)を開催した。
田中哲也氏(香川県/高松美容)の司会進行で、冒頭吉川ブロック長が「5月の全美商連通常総会で、6年間務めたブロック長を愛媛県の村上公志氏(ムラカミ)理事長に引き継ぐこととなった。この琴平というのどかな地で有意義な会としたい」と開会の挨拶をした。さらに吉川氏は議長に選出され、議事が開始。出席者紹介ののち、徳島、香川、愛媛の3県の代表者から、各県の活動報告が行われた。
続いて、須山裕二全美商連理事長より以下の概要で本部報告が行われた。
<組織>
・4月1日現在、組織の現況は、9ブロック34単組、278社、賛助会員58社。昨年同時期と比べて約20社ほど減少している。協同組合を解散した県については、これからも設立を働きかけていく。また神奈川県は夏、鹿児島県については冬に協同組合の再設立を予定している
・各単組にアンケートを実施、情報収集に努める
・各単組から決算報告書のコピーを全美商連本部に提出していただく
・15名選出する全国理事の内訳を、中部ブロック選出定員の2名を1名に減員、理事長推薦による選出1名を、執行部指名による選出2名に変更する
<財務>
・組合員数減少により賦課金収入が減少。コストカットに努めているが、事業収益なくして運営は成り立たない
・第8回アジア・ビューティ・エキスポ(以下、ABEX)の黒字は、全美商連の赤字に補填するとともに、各単組に事業分量配当金として助成する。
<事業>
・ビューティーユニティフェスティバルは来期も事業の柱として行う
・第8回ABEXは来場4万3千人、ショーのチケットは完売し成功を収めた
<総務>
・全美商連の運営状況を組合員に直接知らせるFAX通信を実施する
この後、議事に対して活発な議論が行われ、近畿ブロックが行っているポスター配布の事業も須山理事長から紹介された。
会議のあとは小林未千(和未コンサルティング代表)氏が「売れるカウンセリングを仕組み;化する」と題した記念講演が催された。四国ブロックの組合員のみならず美容室からの受講者も、小林氏の豊富な経験から構築された「カウンセリングシート」のメソッドを熱心に聴き入っていた。
講演の後は会場を移し、懇親会が行われ、夜が更けるまで組合員は情報交換と親睦を深めた。