“クセ毛風パーマの巻き方”をご紹介
『BEAUTRIUM』伊東一篤氏のテクニック

月刊SHINBIYO7月号の特集は、

「活かせるところは活かし、いらないところは抑える

今どきデザインのためのクセ毛対応術」です。

ここではページの都合上、誌面ではご紹介できなかった、とっておきのテクニックをご紹介!クセ毛を活かしたオシャレなパーマデザインをつくってくださった、『BEAUTRIUM』伊東一篤さんによる、外国人のクセ毛風の動きをつくるパーマの巻き方です。

元々クセのあるベースに対し、特殊な巻き方でリアルなクセのような動きを足し、外国人風のグラマラスなデザインに仕上げていただきました。

BEFORE

硬くチリつきのある髪質で、全体的に大きくうねるクセがあるモデルさん。表面の方がクセが強く、毛先はクセが弱いので、パーマで毛先中心にSカールを足して、クセを活かしたデザインに仕上げます。

巻き方プロセス1

パネルを前方45度に引き出します。

巻き方プロセス2

パネルの裏側にロッドを当てます

巻き方プロセス3

リバース方向に中間巻き。

巻き方プロセス4

ゴムで留めます。

巻き方プロセス5

パネルをロッドごと、前に向かって回して、

巻き方プロセス6

くるりと裏返します。

巻き方プロセス7

そのまま根元まで外巻きに巻きこみます。

巻き方プロセス8

ピックで留めて、終了。

すべてのロッドを巻き終えた状態

巻き上がりはこんな感じ。15~20ミリのロッドを使用して、バックは3段、サイドは2段。すべて上記の巻き方で巻いています。バングはピンパーマ。

仕上がりの一部をちらっとお見せします!

この巻き方でつくったスタイルが、こんな感じ。中間~毛先にSカールがつき、根元中心にうねるようなゆるい動きがつきます。

6月1日発売の7月号では、このスタイルの全貌や、伊東さんのつくる他のヘアデザインやテクニックもご覧いただけます!よかったらチェックしてみてください。

伊東一篤(いとう・かずま)

1981年生まれ、神奈川県出身。日本美容専門学校卒業後、『BEAUTRIUM』入社。現在、銀座にある『BEAUTRIUM265店』の店長を務める。