毛髪科学技術者協会(略称:MGK)は、5月27日(月)、東京・新宿区のハイアットリージェンシー東京において、「第46回通常総会及び第147回学術大会」を開催した。
冒頭、開会に際して挨拶に立った小林均司代表幹事は、「変化の激しい時代にMGKも世代交代が進んでいる。これからも皆さんの知恵をお借りしながら、MGKをより発展させていきたい。そういった状況の中で今回の通常総会では、将来の方向性を見据えながら、今後1年間の活動の方向性をご審議いただきたい」と述べた。
今回の第46回通常総会では、第一号議案として「2018年度事業報告(2018年4月1日~2019年3月31日)」、第二号議案として「2018年度決算報告」、第三号議案として「2018年度監査報告」が一括審議され、賛成多数で承認された。
続いて、第四号議案として「2019年度事業計画案(2019年4月1日~2020年3月31日)」、第五号議案として「2019年度予算案」が一括審議され、賛成多数で承認された。
総会終了後は、第147回学術大会に移り、「仏系大手化粧品メーカー研究開発センターにおける頭髪用処方配合主要原料の日本の原料サプライヤー社様との共同開発例と講演者の雑感」と題して、コンサル根来の根来正雄氏が登壇し、共同開発事例として、①頭髪用シャンプー処方添加用 新規界面活性剤の開発、②新規頭髪染毛剤の開発、③新規液晶ポリマーの開発、④新規パーマ剤の評価作業、⑤競合他社様の開発、使用の美白剤を基にした協業検討作業 などについての根来氏の経験談を基にした貴重な講演を行った。
学術大会終了後は、参加した会員による懇親会が開かれ、活発な情報交換が行われた。