全国コンテストとニューヘアモード発表を同時開催
第32回 NHDKヘアコンテスト全国大会・NHDK 2019年 秋・冬ニューヘアモード発表会・東京ショー / 日本ヘアデザイン協会

美容協同組合 日本ヘアデザイン協会(NHDK/横田敏一理事長)は、2019年7月9日(火)、東京都品川区の「きゅりあん大ホール」において、「第32回 NHDKヘアコンテスト全国大会」「NHDK 2019年 秋・冬ニューヘアモード発表会・東京ショー」を開催した。

午前中からスタートしたヘアコンテストは、モデルウイッグカット部門、マリエ部門の3部門に分かれて、熱戦が繰り広げられた。

本年度のテーマは、モデルウイッグカット部門が「ジオメトリックなヘアスタイル」。ジオメトリックを効果的に使って、新鮮で個性のあるスタイルをカット、スタイリングで創作。モデルウイッグMATOME髪部門は「ガーリーなヘアスタイル」。工夫を凝らしてオリジナリティーのあるガーリーなスタイルを創作。マリエ部門は「スィートロマンティックなブライド」。様々なブライダルのシチュエーションの中で、初々しさと上品さが備わったブライドをヘアメイクで創作、と規定されていてる。

挨拶する横田敏一理事長

午後は審査の合間を縫って「NHDK 2019年 秋・冬ニューヘアモード発表会・東京ショー」を開催。冒頭、横田理事長より「平成から令和に変わった第一回目のステージとして、10年ぶりにきゅりあんに場所を移した。ご来場の皆さまには大いに楽しみ、何かを習得していただきたいと願っている」と挨拶があった。

ニューラインの解説をする大林博之創作設定プロジェクト委員長

最初のステージは秋冬のニューラインである「Soi‐meme」のプレゼンテーション。大林博之創作設定プロジェクト委員長が、「『Soi‐meme』とはフランス語で『自分自身』を意味する。強く品よく、ちょっとかわいいニュアンスがあり、自分自身を見つめて楽しめる女性をイメージ。アシンメトリーなマッシュラインとヘムラインのザク切り感がポイント」と解説。その後、創作メンバーチームが様々なバリエーションの『Soi‐meme』スタイルを発表した。

ショーの最後を締めくくる、堀部真生東京ショー実行委員長

続いて「東京ショー」へと移り、SCENE-Ⅰ ユースクラブメンバー&サロンスタッフステージ「K-POP」、SCENE-Ⅱ サロンスタッフステージ「GEEK」、SCENE-Ⅲ 会員ステージ「URBAN JAZZ」、SCENE-Ⅳ 会員ステージ「TRIO」の4つの構成で、それぞれが異なるイメージのステージを披露し、観客席を沸かせた。

最後に本日のコンテストの入賞者の発表と授賞式が行われた。

主な入賞者は以下の通り。

■モデルウィッグカット部門 優勝&中央職業能力開発協会会長賞/竹内裕稀(京都理容美容専修学校)準優勝/ 鄧 秋蓉(資生堂ビューティーサロン 新丸ビル店) 3位/南谷 愛(ic halr make) ■モデルウイッグMATOME髪部門 優勝&中央職業能力開発協会会長賞/奥田沙耶(京都理容美容専修学校) 準優勝/小野寺陽菜(京都理容美容専修学校)3位/阿部  禅(資生堂サロン&スパ銀座) ■マリエ部門 優勝&中央職業能力開発協会会長賞/関口実和(YOKOTA/mani CREARE) 準優勝/四阿宏介(ELICA in vitro) 3位/松井くる美(ELICA lagoon)

東京都知事賞/関口実和(YOKOTA/mani CREARE)

モデルウィッグカット部門 優勝の竹内さんの作品

②モデルウイッグMATOME髪部門 優勝の奥田さんの作品

マリエ部門 優勝と都知事賞受賞の関口さんの作品