早稲田美容専門学校(小倉規布佳校長)は7月24日(水)、東京・新宿区の、日本青年館で「第21回ミラーリング発表会」を開催した。
同校最大のイベントであるこの発表会の名前『ミラーリング』とは、自他を見つめる、”反映”させるという意味から転じて、学んだ成果を”繁栄”させるというコンセプトで命名されており、毎年この時期に2年生によって発表されている。
小倉校長の「各部門のそれぞれの美を表現するさまや、高い技術と豊かな心をもって世界に貢献しようとしている大きな夢をご覧いただきたい」との挨拶で始まった発表会は、同校第6期卒業のOCEAN TOKYO代表高木琢也氏による卒業生ステージで開幕した。
今年のテーマは「fragrance〜感じる 広がる〜」。ブライダル、カット、幕間にダンス部のパフォーマンスをはさみ、ヘアメイク、小倉・桔梗流と4つに分かれたステージで、それぞれ「floral」、「spicy」、「woody」、「oriental」と名づけられ、各ステージはそれぞれのテーマを現わした演出や作品で、次々とパフォーマンスを披露。
練習を重ね、培われたチームワークを基に、研鑽を積んだ技術で、華麗なステージを繰り広げた。会場に詰めかけた保護者、卒業生、1年生、高校生など約1200人の観客は約2時間にわたり魅了された。
ロビーでは、観覧者の投票によるコンテストが併催され、ネイルチップや、スタイリング・ワインディング・カットなどのウィッグ、小倉・桔梗流の着付けの対象作品が展示された。