横田富佐子総合美容文化会は11月19日、ダリア・スタジオにて第253回例会を開催した。
第一部は教養講座として、元ホンジュラス及び元ウルグアイ大使の竹元正美氏の「皇室のお姿」
今上天皇が皇太子時代に東宮侍従を務め、昭和天皇の最後の拝謁を賜った竹本氏は、世界最古の王朝である皇室の歴史から始まり、皇室外交の役割りや重要性等、普段では知ることのできない皇室に関する興味深い話を解説。
第二部は全国講師会最高師範、百日草花粧会講師・創作委員である岩井みゆき氏の技術講座でテーマは「着物ファンタジック」。営業に役立つ着付、帯結び・タオル補正から成人式と和装花嫁の2作品の着付を技術展示。お客様の着物をお預かりした段階で(古典・粋・可愛い)の3パターンに分け、それに合わせてヘアスタイルを考えると言う岩井氏は、着付は「補正に始まり補正で終わる」と言い、細かい解説を加えながらオリジナルで作り上げた補正の小物も使用し、理論に基づき計算された着付と匠の技を披露した。
また、和装花嫁の展示では、地毛で新日本髪を作り上げ、受講者たち目を奪われていた。