11月18日(火)、三口産業(三口雅司代社長)主催の「ハーブマジックオーナーズセミナー」が、ホテルニューオータニ大阪にて開催された。このイベントは、同社の「ハーブマジック」ブランドの導入サロンのオーナーが全国から集まり、サロン成功事例を共有したり、最新の予防美容の情報が報告される。
冒頭、三口社長は「今年は令和という新元号、そして来年は東京オリンピック・パラリンピックというレアな時期であるが、経済は不安定感を示しサロン経営は大変難しいところ。そんな中、当セミナーは22回目を迎えた」と挨拶した。さらに1980年代から2010年代の女性のライフスタイルを解説し、これからの美容に求められるものは「身体に良い」「居心地が良い」「地球環境にやさしい」の三つがキーワードになると分析した。その上で同社第65期の基本テーマを「戦略性&持続可能性の向上」と宣言し、具現化の指針として、
1. 2020年1月に新ブランド「MIAN BEAUTY(ミアンビューティ)」の発足
2.高付加価値とカウンセリング重視市開発営業展開
3.実質的な検証展開方法での働きかけ
の3つを挙げた。
引き続き、同社ハーブマジック課の濱村忠之課長による「2020年ハーブマジック・カレッジ計画」の発表が行われた。カレッジ受講による「強みの明確化」「サロン活性化」が見込めるとし、脳のホメオスタシス(現状維持機能)の働きにより「変化をしなくてよい」となりがちだが、これに打ち克ち向上することが大切、と訴えた。
さらに同課の小林ゆう子課長によるプレゼンテーションでテーマは「ハーブマジックで経営力を高める方法」。「RDR108トリートメントクリーム」の紹介や「ローション108」を使用した頭皮洗浄のコストや損益分岐点の計算例が紹介され、サロンの利益をアップし共に「将来を明るく」と訴えた。
次に開発本部長・島計雄専務が「お客様に喜ばれる予防美容 -RDR レドックスからアート&テクノロジー-」と題した講演を行った。ハーブマジックの生みの親である島専務が予防美容の観点から同製品群を活用する内容の講演に、島専務の講習を日頃から受講をしているサロンオーナー達は熱心に聴き入った。
休憩をはさみイシハラクリニックの副院長である石原新菜氏が特別講演を行った。「病気知らず、医者いらずの健康生活」をテーマに空腹や体を温めることにより自然治癒力を活かす健康法が開設された。イシハラクリニックでは断食による健康法を提案するヒポクラティック・サナトリウムも運営しており、経験豊かな石原氏の講演に受講者たちは興味深く聴講し、メモを取る姿も多く見受けられた。
講演会の後は懇親会が催された。フルコース料理が供され、参加者は美味しい食事とゲームの余興などで多いに盛り上がり親睦と交流を深めった。