二人にとってワシズは生きてきた証
故鷲津光男氏・房子氏 お別れの会 / ワシズ・ガモウ 

熊本に本社を置く美容ディーラー、ワシズ(大角雅雄社長)、ガモウグループ(蒲生茂代表)は12月2日、熊本ホテルキャッスルにて「故 鷲津光男・房子 お別れの会」を開催した。

10月9日に同社会長の鷲津光男氏(享年93歳)が、9月3日に常務の鷲津房子氏(享年90歳)が亡くなり、葬儀はすでに近親者で執り行われている。

この日は地元の取引先、関係者、友人や前項から美容業界関係者、約200人の参列者を集めた。
会の冒頭では黙とうが捧げられ、司会者からの二人の経歴紹介に続き、大角社長が挨拶に立ち、当会を催行することになった経緯を述べた。5月に房子氏が肺炎で入院しその看護で光雄氏が付き添うが9月には光雄氏も衰弱。9月に房子氏、10月に光雄氏が永眠した、とのこと。「光雄会長が”人は人に支えられて生きている”との言葉も残してくれた。会社も同じだと思う。皆様のご協力ご支援に感謝している」と結んだ。

次に蒲生茂(ガモウ会長)が「1980年代に初めて会って以来、出店や講師の紹介などで交流があった。大変尊敬できる人物で生前の業績に敬意を払いたい」とお別れの言葉をのべた。

続いて孫の鷲津加奈子氏(同社営業部所属)が親族代表として挨拶。「そろって旅立つというのも仲の良い二人らしい。二人にとってワシズは生きてきた証。偉大な創業者として尊敬している。ワシズの社員の一人としてこれからも精進してまいります」と誓った。

続いて参列者は献花を捧げた。二人の遺影が掲げられた祭壇の前で、思いを込めて黙とうする姿もあり、故人の人柄が偲ばれた。
隣室で個人の思い出の写真や、愛蔵の品が展示された。その前で参列者たちは時間も忘れ思い出話を語り合った。