栽培からパウダー化までこだわった沖縄産を体験
ヘナ&ハーブカラー・セミナー「ヘナ塾」 / エムテック

佐賀に本社を置く美容メーカー、エムテックは12月3日東京世田谷区の美容室「hair salon.half」を会場に、ヘナ&ハーブカラー・セミナー「ヘナ塾」を開催した。

「ヘナ塾」は全国の会場で延べ年間延べ1000人以上を集めている同社主催のセミナーで、講師を努めるヘナ伝導師”グッチ”こと江口 照久氏は、同社の代表で、ヘナの理解と普及に努めている。今年の10月~12月でもこの日を含め全国9会場で行われている。

この日のセミナーは午前中を基礎編、午後を実技編とした二部制。
講師の江口氏は午前中の基礎編では、国内のヘナとハーブの現状、インド産ヘナと沖縄産ヘナの違い、美容室顧客の白髪染めに対する認識の変化、少子高齢化に対応した白髪染めメニューの充実の必要性などを豊富な実例やデータなどで解説した。


特に同社が沖縄の自社農場で栽培、収穫、パウダー化加工など、工程を一貫して管理して製造しており、品質基準の高さを謳っている「エムズハーブ沖縄RQヘナ」「同インディゴ」が、日本の美容市場に流通している「ヘナ」や「ハーブ」と呼称して販売されている数種類の商品と実際に触れて比較する体験も行われた。


4月に発売を予定している「エムズハーブ沖縄RQヘナ・プレミアム」も披露され、受講者たちは同社製品のきめ細やかな質感と優しい香りを確かめながら感嘆の声を漏らした。

午後の部は、モデル二人を使用した実技編。この日の会場の「hair salon.half」代表の豊嶋伸一氏、同サブマネージャーminami氏、川口市の美容室「香」の石川恭子氏、横浜市の「Queen.Anne.Ave」の清水亜南氏もインストラクター陣に加わり、カウンセリングから色味の選択、仕上げのデモンストレーションを解説。受講者も塗布や、塗布後の塗り結い上げを実際に体験し、その技術や感覚を学んだ。

年内の「ヘナ塾」は12月9日の大阪(IBA国際理美容協会)、12月10日の千葉(千葉県理容会館3F)が予定されている。年明けには、1月21日に「hair salon.half」でも予定されている。