10月21日(月)、タマリス(玉井晟義代表取締役)は、創業70周年記念イベントとして『第39回タマリス グローバルサロン全国大会』を、創業の地“京都”の世界遺産元離宮二条城において開催した。プログラムは2部構成で、第1部は毎年恒例の『グローバルビューティコングレス全国大会』と『ワインド駅伝全国大会』。第2部は、競技の表彰式と創業70周年記念パーティ&シークレットショーを行った。全国から長年お付き合いのある美容師約800人がお祝いに駆け付け、盛大かつ華やかな記念イベントとなった。

開会にて感謝の言葉を述べる玉井代表。

競技を行う、城内二の丸御殿中庭の特設ステージ。
オープニングの挨拶で玉井代表は、“美しいヘアスタイルは髪の健康から”を理念にした商品開発と“グローバルな視点でサロンワークをサポート”し続けてきた70年を振り返り、「我が社はニューシャンプーという固型シャンプーの開発から始まり、昭和49年に世界で初めて『システイン』をパーマ剤として商品化することに成功。その後、ムースの商品化も日本初でした。運あって皆さまに励まされ、お陰様で70周年を迎えられたことを感謝申し上げます」と述べた。昼間は曇天の中、城内中庭の特設ステージで競技と審査は行われたが、夕方からはあいにくの雨になり、歌手“May.J”のシークレットライブのみ同ステージで開催。その後、会場を二条城向かいのANAクラウンプラザホテル京都に移し、表彰式とパーティが行われた。

雨の中“May.J”の熱唱に聞き惚れる皆さん。

お祝いに駆け付けた代表者と鏡開き。左から、松本 明副社長、『シャンプーボーイ』山口 浩社長、玉井 潤取締役、『ケンジ』本多義久会長、GBC優勝の『JENO』横道さんと髙橋さん、『ZENKO』佐藤全弘代表、玉井代表、『TAYA』田谷哲哉名誉会長。

祇園芸妓衆によるお祝いの舞。
~美容技術の魅力が存分に発揮された『 グローバルビューティコングレス全国大会』~

完成した全36スタイルが勢揃い。

競技中の様子。

競技中の様子。ゼッケン16番は、第3位&SHINBIYO賞を受賞した『ZERO』大川さん&RIKAさん。

審査風景。特別審査員の一人、モデルの敦士さん。
『グローバルビューティコングレス』は、他の美容技術コンテストとは一線を画しているのが特徴。モデルとコスチュームは主催者側が準備して、大会当日に抽選で決まる。選手はヘアとメイクの担当が2名1組で参加し、抽選で決まったモデルとコスチュームに合わせてヘアとメイクを制作。さらに、作品についてのプレゼンテーションもある。抽選から競技本番までの短時間で、テーマ、イメージ、それに沿ったヘア&メイク、プレゼン内容も考えなければならず、美容の総合力が試されることになる。地区予選を勝ち抜いた36組72名の選手たちが技術とセンスを競い合うステージには、熱気と華やかなデザインが溢れていた。また、今年で同形式のコンテストは終了する発表に惜しむ多くの声があがった。

勝した『JENO』髙橋さんと横道さんは、4度目の挑戦で掴んだ栄冠。

優勝 ヘア・髙橋若菜、メイク・横道菜々(JENO)/鹿児島大会代表

準優勝 ヘア・佐々木よしの、メイク・山本亜沙美SHAMPOO BOY)/長崎大会代表

第3位&SHINBIYO賞 ヘア・大川倫人、メイク・RIKA(ZERO)/関西大会代表)
~各エリア予選を勝ち抜いた精鋭チームが、たすきでつなぐワインド駅伝~

競技中の様子。サロンの垣根を越えてワンチームに!

第5区のアンカーは、ステージ上でワインド。
「ワインディングのレベルアップ」と「人との協調」をメインテーマに行う駅伝形式のワインディングコンテストの全国大会。出場チームは、全国各地で開催された予選会の上位5名を1チームとして選抜。各エリアの代表として集まった選手たちが協力し合い、正確かつスピーディにワインディングを行い5名の総合タイムを競い合うというもの。各チームが真剣な面持ちで競技に参加する姿に、全国から集まった応援団から熱い声援が惜しみなく送られていた。

表彰式後の記念撮影の様子。写真後列左から5名は優勝した関東地区チームの檜皮夢子、國樹杏梨(共にケンジFACE)、吉田美紀(PEEK-A-BOO)、小林裕佳(FORTE)、松田早耶香(VISAGE)。後列右端は、区間賞を受賞した東海地区の窪田佳穂(DIVA DIVO)。前列は準優勝した中国・四国地区チームの近藤志保(chitose)、高岡美有、福井亜香、菅 穂奈美、芝 美智夏(全て樹蘭子)※コンテスト出場者名敬称略