タカラベルモント(吉川秀隆代表取締役会長兼社長)は、1月21日(火)、東京・渋谷区のベルサール渋谷ファーストにて、同社理美容/ルベル事業部合同の「セールスフォーラム2020」を開催した。
はじめに、常務取締役の吉川朋秀理美容事業部長 兼 ルベル事業部長が挨拶に立ち、2019年の総括と2020年の方針について発表を行った。まず、2019年1月から12月の売上実績が理美容事業グループ全体で353億円となり対前年107%であったことを、理美容事業部及びルベル事業部それぞれのカテゴリーの伸長率と共に発表。また、2019年から同社グループでのSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みに関することや、クロスバリューによって新たな価値をお客様へ提案している活動を説明、加えて開業支援チームのサポート実績なども紹介された。続いて、理美容市場が2兆円に対し美と健康市場が15兆円と言われていることに触れ、サロンだけでなく、その先にいる生活者、消費者をしっかりみつめて、今後、理美容業界がさらに継続的に発展し成功できる製品開発や価値提供をし、潜在的な市場である美と健康市場を見据え活動していくテーマを“Beauty ACTIVATION”とし推し進めていくことを発表、理美容業界に新たな価値を創造していく。
続いて、2020年度マーケティング方針をルベル マーケティング部及び理美容 戦略企画部が発表。マーケティング方針を、“顧客体験の設計”とし、消費者の潜在ニーズとヘアサロンの強みを掛け合わせるからこそできる“顧客体験の設計”を叶える“Beauty ACTIVATION Program”が詳しく紹介された。
また、2020年度に発売する新製品とプロモーションは次の通り。
2月に『AQUA FORTE plus』、4月に『W SWING YUME』、『JSF SALON PRODUCT』の新製品が予定され、自動化や効率化によりサロンワークをサポートするアイテムや、それら取り組みをヘアデザイナーの想像力を高めるもうひとつの手“ULTRAHAND”として新たなプロモーションを行っていく。
次に、色表現がさらに広がる『edol』の新色と、専用トリートメント『edol luster』を3月19日同時発売、今秋にはファッションブランドとのコラボや、全国9拠点のスタジオでの講習で教育サポートを実施。また、大人世代ニーズに応える『LUVIONA』追加アイテムは7月発売予定で、グレイカラーの価値向上にもしっかり取り組んでいく。
SEE/SAW SPRING NOTE 2020は2月14日発売、同時にプロモーションも開始、SUMMERプロモーションは6月から始まり、同ブランドのWEBサイトがオープンし、情報発信を強化していく。
『ピトレティカ VIVIFYING SALONCARE』は3月にリニューアル。
ヘアケア夏商戦応援企画として、健康の先にある美をテーマとしたシャンプー&トリートメント『PLAYING』が4月に限定発売予定。
今秋発売予定として、新たなシャンプー価値を提案していく新ブランドのヘアケアアイテムや、メンズのパーマスタイルに対し、シンプルで短時間、より幅広いスタイルを可能にするメンズ用パーマ剤が登場。
ヘアカラー、ヘアケア、メンズの価値向上に応える製品と様々なプロモーションやキャンペーンが用意される。
そしてデザイン提案をサポートする『MODE COMPASS NEW EXPRESSION』は、今年も年2回発刊。教育サポートでは、年々レベルアップしているコンテストI.D.2021が、よりサロンワークとファッションとの連動性を高めて展開されることや、より深めて実施されるスタイリスト向けコンテンツや、アシスタント向けe-LEARNINGの拡充されたLebeL EDUCATIONAL PROGRAMの内容が説明された。
最後に、ルベル 東日本営業部及び理美容 東日本営業部がエリア活動方針を説明、「顧客体験を設計するマーケティング」と題した講演(講師:内田有映氏/アソビュー)も用意された。