相談役に加え顧問新設 初代は増保氏
令和2年度臨時総会・新年懇親会 / 全国美容用品商業協同組合連合会

全国美容用品商業協同組合連合会(以下全美商連・蒲生茂理事長)は「令和2年度臨時総会」を2月6日(木)、東京・千代田区のホテルグランドパレスにて開催した。

総会の開始に先立ち、全美商連が運営する美容くじ「ビューティ ユニティ フェスティバル2019(以下「BUF」)」の抽選会が行われた。
さらに、昨年度まで副理事長を務めた高見元太郎(広島県)氏に感謝状が贈呈された。

抽選をする蒲生理事長、橋本事業委員長

蒲生院長理事長より感謝状を受け取る高見前副理事長

議事の冒頭で蒲生理事長が挨拶のため登壇し「令和になっての初めての臨時総会。新型コロナウィルスもなかなか収束は見えないが、人類は古くはスペイン風邪など数々のウィルスの脅威に立ち向かってきた。これからの対策に期待したい。BUFも好調に推移し、今年はオリンピックを始め今後は国際的な大会や重要なイベントが予定されている。当連合会では2022年5月にはアジアビューティーエキスポも予定している」と述べた。

挨拶をする蒲生理事長

続いて宮城県の平山光信氏が議長に、副議長には大阪の小西隆雄氏が選出され議事を進行。
議事は蒲生理事長による理事会報告からスタートし、理事会の概要が報告された。続いて、総務委員会について菊池浩市総務委員長、財務委員会について森田昌孝財務委員長、組織委員会について三宅誠一組織委員長、事業委員会について橋本健治事業委員長が報告。一括審議で了承を得た。
主な内容は以下の通り。
(1)事務局職員1名が定年。パートタイマー勤務に切り替わった。
(2)全美商連名簿の広告売上は好調であった。
(3) 組織現況は9ブロック、32組合、269組合員。賛助会員は57社。(令和元年12月31日現在)
(4)組合数、組合員が減少しているが、県ではなく広域で組合を成立するなどで対応したい。
(5)BUFは約1万セット販売し、500万円ほどの売上となった。
(6)今年は創立60周年。50周年では記念誌を作成しているので、50~60周年を振り返ることを主内容とした小冊子を作成したい。
(7)現在前理事長を相談役とする制度があり、須山裕二前理事長が就いている。これに加え、理事長経験者から顧問を選任するものとしたい。ついては前々理事長である増保憲一氏に顧問をお願いする。

総会終了後には、NPO法人美容週間振興協議会・全国美容週間実行委員会(片桐直人2020年度実行委員長)による活動方針説明、日本パーマ協会(佐藤律代表)による組織・活動現況の報告会が行われ、全美商連組合員に協力、賛同を呼びかけた。

会場を移して、全美商連組合員に加え賛助会員、関連団体などが加わり「令和2年新年懇親会」が催された。約100名の列席者たちは業界の発展と繁栄を祈念し、杯を重ねた。